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映画が好きです。その昔バックパッカーでバンコクからヘルシンキまで旅をしました。筋肉少女帯、特撮、人間椅子、プロレス、ラジオ。1972年7月14日生まれ。

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『雪の降る街に』(1962・村野鐵太郎)
プロ野球にスカウトされるほど将来有望な弟と愛にも夢にも挫折した兄。そんな兄弟が共に都会から来た一人の女性を愛してしまい…。
家父長制の強い秋田の田舎が舞台の家族ドラマかと思ったら後半とんでもない悲劇になってびっくり。もう野球なんてできへんやん…。

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『ワイズ・ブラッド』
これはまた変な映画だった。軍隊帰りの男が“キリストなき教会”を作ろうとして自滅する話。もっと『狩人の夜』みたく仄暗い雰囲気なのかと思ったら次々と謎の展開が起こるかなりドタバタなブラック・コメディ。ちょうど今やっている『我は神なり』と併せて観たら面白いかも。

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『日米花嫁花婿入替取替合戦』(1957)
天才だ…曲谷守平はやっぱ天才だ! めちゃくちゃ面白かった! 映画観ながらこんなに腹抱えて笑ったの久々。
妻がアメリカ趣味の日本人夫婦と妻が日本趣味のアメリカ人夫婦のドタバタを描いた井上梅次の『夫婦百景』に優るとも劣らない夫婦喜劇の大快作!

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『覗かれた足』(1951・阿部豊)
陰気な靴職人がある日見かけた美しい女性の足に執着し…という江戸川乱歩みたいなフェチ映画かと思ったら全然違った。
とはいえ冒頭から想像するような人情噺でもなく結局はそんなに面白くない犯罪ミステリー。でもいつもの金持ち役と違う進藤英太郎がいい感じ。

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2024-06-03

『わたしたち』
難しい子供の世界だけじゃなく大人の辛さをも描いてもう見事。おじさんのお父さんもね、アル中だったよ。今思えば毎日辛そうだった。
まさに“50年後のワタシたちは”。50年後に俺は死んでるけど、少しはマシな世の中になってるといいな…。

今年、いちばん大切にしたい映画。

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『西遊記2 妖怪の逆襲』@六本木
客10人。そしてその10人でエンドロール後のオマケで大爆笑!
前作に較べたら尋常じゃないレベルの落ち方だけどクライマックスの畳み掛けはさすがの腕っ節。
林充可愛ぇ〜。こりゃ相当シンチーのオキニだね。舒淇も観れたし安定の中華美女祭でとりあえず満足!

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『新感染 ファイナル・エクスプレス』
あ〜今年は『イップ・マン 継承』で決まりだと思ってたけどここまで面白いとなぁ…。何しろ劇場中からすすり泣きが聞こえてくるこんなゾンビ映画初めて観た!
と言うかここまで人間の愚かさ悲しさと、それでも…という希望を見せてくれる映画は久々。凄すぎ。

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『新感染 ファイナル・エクスプレス』
何が素晴らしいって昨今のゾンビみたく単なる血みどろのシューティングゲームにせずきちんと人間が“生きる”事に主眼を置いてドラマが創られているところ。
キャラの1人1人に血と肉を感じ予想できない物語は緊張感も泣きも緩急自在でラストは本当にもう…。

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『廓育ち』(1964・佐藤純彌)
素晴らしい。ちょっとレアもの観る気でいたらとんでもなくいい映画だった。
赤線廃止寸前の京都島原を舞台に三田佳子が廓で育った女性の悲しみを見事体現する女性ドラマの珠玉作。あどけない佐々木愛や儚い緑魔子など脇も魅力でラストの三田の表情には心底震えた。

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