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万葉集本歌取り風 第11巻2495 読み人知らず たらつねの母が養ふ蚕の繭隠り隠れる妹を見むよしもがも たらつねの母が養ふ蚕の糸引きて紅き縁のあの子引き寄せ 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻2493読み人知らず 高山の嶺行くししの友を多み袖振らず来ぬ忘ると思ふな 高山の嶺行くししの友を多み見せてやりたく妹に袖ふる 縁糸まどか
万葉集本歌取り風第11巻2492読み人知らず 思ひにしあまりにしかばにほ鳥のなづさひ来しを人見けむかも 思ひにしあまりにしかば君の名をふと呟て頬染める吾 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻2485読み人知らず 袖振らば見ゆべき限り我れはあれどその松が枝に隠らひにけり 袖振らば見ゆべき限り我が妹の姿心に焼き付けし旅 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻2436読み人知らず 大船の香取の海にいかり下ろしいかなる人か物思はずあらむ 大船の香取の海に帆がはりて君待つ思い風のまにまに 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻2427 読み人知らず 宇治川の瀬々のしき波しくしくに妹は心に乗りにけるかも 宇治川の瀬々のしき波しくしくに枕を浮かす涙の川音 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻 2419 読み人知らず 天地といふ名の絶えてあらばこそ汝と我れと逢ふことやまめ 天地といふ名の絶えて永久にめぐりめぐりて巡り逢う縁 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻 2418 読み人知らず いかならむ名負ふ神に手向けせば我が思ふ妹を夢にだに見む いかならむ名負ふ神の悪戯に出会う縁のおもしろきこと 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻2411 読み人知らず 白栲の袖をはつはつ見しからにかかる恋をも我れはするかも 白栲の袖をはつはつ翻し乙女歌いつ蝶追う愛し 縁糸まどか
万葉集本歌取り風 第11巻 2410 読み人知らず あらたまの年は果つれど敷栲の袖交へし子を忘れて思へや 幾生も生まれ変わりて巡り合う袖交へし子を忘れて思へや 縁糸まどか