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『リコリス・リコイル Ordinary days』読了。アニメ各話の隙間を担うノベライズで、徹頭徹尾ギャグのものもあれば、シリアス要素強めのエピソードもあって良い意味で雑多な味わい。私的には”アジア人”とゾンビ映画の議論をするところが好き。
『砂の上の1DK』読了。主人公、江間宗史はとても強い人間なのだけど、人が耐えちゃいけない領域まで耐えられてしまったせいで、あらゆるものを失ってしまったというのが悲しいな… タイトル通りいつか崩れ去ることが確定していた暮らしが、本来の彼を引き戻してしまったのも幸か不幸か判断が難しい
『葬送のフリーレン』9巻で描かれるデンケンとレルネンの爺さん二人の友情が好き。老獪ではあるけど、どちらも情に厚いのが良いんだ。1級魔法使い試験で登場したキャラを使い捨てず、後のエピソードに繋げて世界を広げ、人と人の繋がりを描くのが本作のテーマなのだと再確認。
『黄泉のツガイ』2巻読了。ガチハンターメンタル凄ぇ… ユルの状況判断能力の高さは素晴らしいし、肝も据わっているおかげでストレスフリーで読める。本当に良い主人公だ。アサちゃんもカッコいいのだけど、語尾が「ぎゅっとしていい?」みたいになっているのは笑ってしまう。
『チルドレン・オブ・リヴァイアサン』読了。海洋を支配する怪物と、それに対抗するために開発された人型兵器を駆る少年少女たちの物語。活劇要素は抑え目だけど、制約と利権にまみれたこの世界で子供なりに我を通していく流れは好きですね。続編が難しそうな終わり方だけど続きは出るのだろうか
『クプルムの花嫁』3巻読了。業界に巣食うコミュニケーション不足!を力技で解決。しいなの動きは婚約者というより出来る若奥様の域なんよ。それでいて要所要所で可愛さを打ち出してくるから本当強いなこの子。総一郎爺さんと雪婆さん夫婦も順調に掘り下げられいて、修としいなに負けず劣らず魅力的
『朝比奈さんの弁当食べたい 1』読了。くっっっそマズそうな弁当に一目ぼれしたというギャグみたいな導入からお出しされるヘビーなお話に驚愕。大丈夫? HJ文庫だよ? 平気そうに見える人ほど、どこかで救いを求めているもの。所々お約束を外してきているけど、締め方は爽やかで好き。
『ぐらんぶる』19巻読了。こうして改めて見ると、伊織は地味に千紗の好感度を積み重ねていたんだなって。各々印象はどんどん上書きされていっているんだけど関係性について変化に乏しかったのは伊織と千紗の無頓着さに由来するもので、今回その一角が崩れたことで波瀾必至。攻勢に出た千紗は強そうだ…