sailさんのイラストまとめ

京都ヒストリカのオンライン配信で観た『薬屋のメルキオール』に続いて鑑賞したのは『ノベンバー』。心はすでにエストニア🇪🇪

『リキッド・スカイ』と『遊星からの物体X』が、同じ1982年公開作だったとは。両方とも円盤がやって来て始まる…。

『パトニー・スウォープ』
ぶっ飛んでんなあ…。地滑り的に広告代理店の新社長になった黒人のスウォープが、会社を改革してかき回す風刺劇。人種が入れ替わったエグい人種差別やら、政治や拝金主義が「もしも」に痛烈な皮肉を浴びせる。インディーズの自由な作劇とむき出しのエッジが合わさって痛快。

『#狂武蔵』
坂口拓演じる宮本武蔵vs400人。斬って斬って斬りまくる77分間のワンシーン・ワンカットは狂気の沙汰。ある種の振り付けである殺陣とは違い、殺陣師らと撮影部の根比べを見てるようだった。しかし吉岡一門、もっと殺気立って武蔵を斬りに行ってよ。ドラマパートに顔を出す山﨑賢人がよき。

『#エルヴィス』
バズ・ラーマンのめくるめく世界を浴びたい！と思いIMAXで観て大正解。煌めくスーパースターの栄枯盛衰が怒涛の映像で繰り広げられ、オースティン・バトラーのあの目がこっちを向くと席を立って嬌声をあげたくなった。辛い晩年だったかもしれないけど、やはり希代のエンターテイナー。

『#犬王』
めくるめくロックミュージカルと映像表現に圧倒されつつ、正史では語り継がれなかった犬王と友魚という響き合う二つの魂を、「あったかもしれない」物語として描き切る野木亜紀子脚本、凄すぎる。アヴちゃんと森山未來はパフォーマーとしてやはり超一流。伝統芸能も革新だった時代の寓話。

#お前らの2次元初恋って誰だったの　
テリュース・G・グランチェスター

『FLEE フリー』
故郷を奪われ、存在を否定されたセクシュアリティを抱きしめ続ける壮絶な半生。命を守るアニメーションから色彩と輪郭が失われる瞬間が、時を経た今も彼を孤独に縛り付ける。安全な居場所で過去を懐かしく思い出せることがどれだけ幸せなことか。僅かな希望と人の温もりが人を生かす。

辻村深月『ハケンアニメ！』読了。
映画を観た後の追っかけ読書なのにまたもやボロ泣き。アニメ制作に関わるクリエイターたちの熱い仕事ぶりもさることながら、性別や年齢、「しょせん住む世界が違う」人間に抱く偏見から解放されていく物語でもあった。第三章の畳み掛けすご！映画おかわり行きます。

#オビワンケノービ
#ObiWanKenobi
2話まで一気に観た。何もかも最高で終始涙目だし、2つのプリークエルとの繋がりを連想させるあれやこれやに興奮！10年もの間アナキンとパドメを思い、自分を責め続けてきたオビワンか辛すぎる…。まずはずっと第一線にいてくれたユアン・マクレガーに感謝。感無量。