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「蓄光」がその真価を最も発揮できるのは「明るい状態から急に真っ暗闇になる場合」。励起のための光エネルギーを充分に貯めていれば光源が無くとも自らしばらく光り続けるからです。
一方、常に薄暗い場所で光源を使用する条件下では「反射」が最適です。要はシーンに応じた使い分けが大切なのです。
勝手知ったる狭い我が家でそんなものはイラン!とお思いの事もございましょう。火災発生時が必ずしも夜で、また直ちに停電になると決まっているわけでもありません。
しかし阪神淡路大震災の発生時間、私は起きて明かりをつけておりましたが、激しく揺れる最中にたちまち停電で真っ暗闇となりました。
建物からの迅速な避難に関わる蓄光式の安全標識の要件はは消防法に基づく事がまず第一ですが、現在これとは別にISO 16069、及びそのJIS化された避難誘導システムの規格も存在します。
一般のご家庭・オフィスにおきましては難しく考えずとも「出口の蓄光テープ」位はお勧めしたい処です。
図左の「高温注意/Hot surface」の図記号は国内外で多くの規格に採用されているためお馴染みかもしれません。一方、右側は凍傷などをもたらす「低温注意」の記号です。
液体窒素で凍らせたバナナを齧ろうと試み、唇に貼りついたまま病院に担ぎこまれる類の事故防止にも役立つ事でしょう。
この機会ですから「シュレッダーにエアダスターを使っちゃった火災」にも触れておきましょう。殆どの製品が可燃性ガスだと頭では判っていても、細かな紙屑の引っかかりに「うっかり」エアダスターを使ってしまう事はありませんか?
空気より重いガスが内部に滞留しやすい点も、引火の原因となります。
秋晴れの空の下、本日は全国各地におきましても風の中を悠々と泳ぐ鯉のぼりを目にする方も多くおられた事でしょう。
構造から申すなら五色の吹流しの下に泳ぐ鯉達も、「のぼり(幟)」ではなく吹流しに分類されます。
吹流しは風速の目安として、工事現場や空港、高速道路などでも活躍しております。
弊社が取り上げます話題は本来なんら特殊な情報でもなく、その業界に従事される方々にとっては常識または必須の技能知識であったりするのですが、「そうしたもの」の世間へのフィードバックが社会の為になるという方針もございます。
私も昔、和文手旗信号の基本がカタカナと知った際は驚いたの何の。