化合物botさんのイラストまとめ

ナノプシャンのカップル
ナノプシャンのカップル版分子。３体以上のナノプシャンポリマーも存在。炭酸エステルによる結合なので、おそらく塩基条件下で二酸化炭素を放出しつつ加水分解する(不可逆的に別れる)。

ナノバレエダンサー
人型分子ナノプシャンシリーズの一体。３Dだとあまり人型に見えない気がする。

アリルイソチオシアネート
ワサビ、カラシ、大根などアブラナ科の植物に含まれる辛味成分。トウガラシの辛味成分であるカプサイシンとは根本的に異なる。適量であれば抗癌・抗菌作用の効果を示す。

パラジクロロベンゼン
ニコニコ動画で有名な曲ではなく、クロロ基を二つ有するベンゼンであり、昇華性を有する。防虫剤やトイレの消臭で使用される。

ピクリン酸
かわいい名前をしているが、TNTに似た構造を有することからもわかるように爆発性を有する。

地獄からきた分子
「創薬科学・医薬化学」にて紹介されている仮想の分子。反応性が高く共有結合を形成しやすい官能基を詰め込んだ構造をしており、発がん性が非常に高いと予想される。

ルシフェリン
d-ルシフェリン。ホタルはこの物質を酸化し、発光している。他の発光生物の多くは同様の骨格を持つルシフェリン類の酸化により光を得ているらしい。

エテノン
標準状態で気体の最も単純なケテン。求核剤としての反応性が高く、アセチル化やβラクトン構造の形成に利用される。不安定であり長時間の保存が困難であるから、生成後速やかに反応剤として使用される。

リン酸オセルタミビル
商品名タミフル。インフルエンザ治療薬として有名。Ｃ型には効果がない。リレンザと違い経口投与。2005-2007年に報告された患者の異常行動は本薬剤の副作用ではないかと疑われた。