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「世界のまんなか」
「おうちのありか」
#読了 一穂ミチ
やっぱり一穂ミチの「イエスかノーか半分か」シリーズは最高。
計と潮の二人だけの世界があって、この中で起こる小さな嫉妬も、大きな問題も二人で補い合う。
ずっと読んで居たい浸ってられる感じです。
「ふさいで イエスかノーか半分か 番外篇3」一穂ミチ #読了
イエスかノーか半分かの本篇は、比較的明るい印象であるのですが、栄と設楽篇の番外篇3,4は、どちらかというとシリアスな雰囲気で、縺れた頑固な人間関係の中にある、愛と欲望と嫉妬。時を経て、二人は言葉少なに執着し合い、満たし会う。
「キキ・ホリック」森 晶麿
#読了
少女たちの植物的な、偏愛とも言える恋愛物語。植物と人間、はっきりしているはずで、曖昧な境界線。 少女たちが植物的になろうとするほどに際立っていく人間味。植物たちは考えるのか思うのか愛するのか。 例え植物になっても少女は一人の女の子を愛し続ける。
「早朝始発の殺風景」青崎有吾
#読了
何処か見たことのある光景の中、一場面の中での対話と推測が作るちょっとした物語。
他人の考えていることなんて言葉にしなきゃそうそうわからない。ちょっとしたこの言葉の中の秘められた意味を自分勝手に推測してみれば、もしかしたらそれが真実かもしれない。
「イエスかノーか半分か」#読了
国江田計は完璧の好青年。という設定だ。計が自身で作り上げた自分。
全てが上手くいっていた。なのに、都築潮に出逢い狂い始めた計。潮のせいで潮のおかげ。半分じゃなくて大好き。
いじっぱりで頑固な計がどんどん可愛くなっていきます。
「窓辺のヒナタ」朝丘 戻 #読了
同性愛者は罪人ではない。
義父から蔑まれ、心の拠り所はネットだけだった日向は、そこで出逢う「シン」というユーザーに心引かれていく。悩みを抱えたお互いを励まし、癒しになっていくふたりの時間がいとおしい。
読んでいて私まで励まされているように感じました。
「遺跡発掘師は笑わない 勤王の秘印」桑原水菜 #読了
高知で出てはいけない遺物が出土した。謎の銅印、それに秘められた過去の因縁。幕末の絡み合った秘密、隠された天皇の想い。
萌絵は無量が嫉妬する幼馴染からのプロポーズで…。
「ナイトガーデン」一穂ミチ
#読了
過去に暗い影のある二人。悔しくて、後悔して、そんな中で出会った。きっと偶然なんかではなく必然。藤澤の無機質な冷たい心に空回りしながらも引かれていく柊。お互いがお互いの太陽で、居なくてはならなくて、それが当たり前になりますように。
「キス」
「ラブ」 一穂ミチ 再びです。
切なく儚く、哀しくても泣けて、幸せで泣ける。
こんな素敵な恋愛小説を私は初めて読んだ気がします。
映画みたいな小説が好きな方へお薦めします。
#読了
「酒は愚を釣る色を釣る」尾上セイラ #読了
千秋の心は深く傷ついていた。もう恋愛なんてしない。体の関係だけで十分だ。そんな千秋は自分を傷つけ、裏切った恋人に似た面影の男、尚吾と体の関係を持ち恋に落ちてしまう。いつか裏切られるかもしれない、恋をするのが怖い…。千秋はもう一度恋をする。