//=time() ?>
「――それで息も絶え絶えに逃げてきたと」
うんまあ。
「まあ、そういうヒトなんだな、というのはよく分かったつもりだけれども……。で、私の分もあるのよね?」
当然。
「そう。――じゃ、仕方無い」
仕方無い、か。
「そうよ。でも悪くないわ、きっと」
「キリシマーッ!!! 提督から指輪貰ったーーーッ!! これどうすればいいんだーーーッ!!」
保護者呼ぶんじゃありません。
「だってさー! キリシマみたくえっ、……なこととかするんだろ? ……いや、まあ、うん、やぶさかじゃない、けど、さあ」
あっちょっと待ってて保護者の方が――
「Hallo.――方々で騒がしいんだけど、寝かせてよ」
怠惰だねえ。で、これが騒ぎの元。
「…………あのさあ。そりゃ騒ぐでしょ、こんなの。……で、これはアタシの?」
察しの良い。
「……ふーん。…………貰っとくね。My dear.」
「Jervisがごめんなさいね。きっととっても嬉しくて驚いちゃったのよ」
欧州のお姉ちゃんってのはどこも同じなのかね……。まあともかく、君もだ。
「えっ……?
……えっ? April foolはもう終わってるわよ?」
おう。だから、わかるね?
「いいの? ホントに……? ホント、なんだぁ…」
おや沖波、その花束は。
「あ、夕雲姉さんから頂きました! 今日は記念日になりそうだからって言われて……何の記念日だかわかりますか?」
さてねえ。――ああ、僕からはこれをあげよう。
「えっ……あっ、ああっ、ありがとうございます! その、ええと、よろしくお願いいたしますっ!」