//=time() ?>
暁! これぞレディ道皆伝の証の指輪だ!
「……しれーかん。いくら暁でも騙されないのです」
駄目だったかー。
「駄目なのです、もう!」
でも、暁は綺麗になった。レディと言っても、いいんじゃないか?
「……も、もう、少し」
ん?
「貴方の傍で、レディの勉強がしたい……です。駄目?」
あの、睦月さん。妹さんが何かちょっと怖いんですが。
「あー……まあ諦めてください」
えー。
「睦月の姉妹は、結構ねちっこいんですよ。――私含めて」
あっはい。
「こんなの貰ったら、みなぎっちゃいますから。
覚悟してくださいにゃ?」
「しれ~か~ん。あたしの分も~?」
はい当然。
「へぇ~。……ねえ、あたしの指に、つけて?」
いいよ。
「――これでめーじつともにおとーさんはあたしの~」
えっ。
「逃さないよ?」
えっ。
「で、ボクの分もあるんだよね!」
おうよ。皐月は可愛いからな!
「えへへー。――でもどうせしれーかんの事だからみんな可愛いって言ってるんだよね」
うん。まあ。その。
「本当、仕方無い人だよねおとーさんは……。仕方無いから、ボクが守ってあげるね!」
もっち。
「えー……マジで? アタシに?」
マジだよ。お前の指輪だよ。
「……本当?」
望月が八年生きてきた証だよ。受け取ってくれよ。
「……っかたないなァ……。返さないかんね?」
おう。
「ンもう仕方無いわねえ大潮ちゃんはァ~」
ぬう、その甘い声は――荒潮!
「そういうのは司令官を籠絡させてからじゃないとぉ……具体的には――この白いご飯とお味噌汁と鰹のタタキで!」
あっ割と真っ当。
「あらァ、……何を想像してたのかしらぁ? そっちでもいいわよォ?」
それはおいおい。