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この中でも、
1981『ストップ!!ひばりくん』大空ひばり
1992『バーコードファイター』有栖川桜
1997『VS雀士ブランニュースターズ』水奈瀬愛生
のような、現在では「男の娘」に含まれるキャラクターが、断続的に登場しています。
ブリジットも、元はこの断続的な繋がりの中にいました。
この「主人公の親友キャラ」の系譜は、
2009『Steins;Gate』漆原るか
2010『さくら荘のペットな彼女』赤坂龍之介
2011『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』戸塚彩加
2012『政宗くんのリベンジ』朱里小十郎
が有名なキャラクターです。
なお、「男の娘」の言葉と概念の成立が2008年とされる理由は、まさにこの年に、現在の「男の娘」のニュアンスで「オトコのコ」をタイトルに掲げた、四人の男の娘兄弟が活躍するウェブコンテンツ『オトコのコはメイド服がお好き!?』が連載を開始しているからです。
そして、オタク方面では、渡良瀬準の登場と人気が、「男の娘」概念の成立と、そのキャラクター性に新たな道と可能性を示すことになりました。
「女装に理由などない。自分が好きだからそうしている」という準のあり方が、その後の「男の娘」のあり方に大きく影響を及ぼしていくことになります。
しかし、ブリジット登場の頃から、それまでの「オカマ扱いの脇役」から、「男なのに、女の子のようにかわいい」キャラクターが、背景とキャラクター性を持って主役を張るようになってきました。
そして世間でも、そういった作品が受け入れられていきます。
一方、外部からの理由や要請がない、「自分の意志で女装をしている」タイプも、ブリジット登場時から数少ないながらも有名なキャラクターがいます。
2004『もやしもん』結城蛍
2005『はぴねす!』渡良瀬準
がこのタイプです。
一方、「シリアスタイプ」も系譜を繋いでいきます。
その最大の後継者が、
2012『ぼくらのへんたい』まりか(青木裕太)、ユイ(木島亮介)、パロウ(田村修)
です。
ブリジット登場からの主流は、「何らかの事情を抱えて、女装を余儀なくされた」タイプです。
2002『プリティフェイス』栗見由奈(乱堂政)
『放浪息子』二鳥修一
2004『ハヤテのごとく!』綾崎ハーマイオニー(綾崎ハヤテ)
2006『まりあ†ほりっく』祇堂鞠也
などがこのタイプです。
ブリジットが、現在までの「男の娘」キャラクターのカテゴリーとジャンルが確立した先駆けである、という説を元に、ブリジットが登場した2002年を含めた、2000年代前半から解説させていただきます。