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キッチンにいるナイスネイチャ
「トレーナーさんおつかれ~」
玄関を開けるとリビングにネイチャが立っていた。そういえば家のカギも開いていたことに気付く。
「有難いけど……なんでいるの?」
「『今日』も疲れたでしょ?ゆっくり座ってまってて。トレーナーさん」
意識がまどろんでいく。
#ウマ娘
高架下フクキタル 3/3
「優しいやさしいトレーナーさん」
トンネルの中で何かが無数うごめいている。
「オネガイがあるんです」
「ワタシの手ヲ取ッてクれまスか?」
うごめくそれは赤く染まった無数の手。触れられた瞬間、凍えるような寒さが襲う。それが自分の身体を覆い尽くしていった。
#ウマ娘
高架下フクキタル 2/3
「君は…誰なんだ?」
陽の傾きが急になったのか、周囲は暗くなる。赤みが増し、やけに湿度が高くなった気がする。
「誰って?マチカネフクキタルですよ。トレーナーさん」
トンネルの影が濃くなる。
「優しいですよね」
「否定せず、そうやって確認するんですから」
#ウマ娘
高架下フクキタル 1/3
高架下にはトンネルが作られていて、反対側へと抜けられる。そこに見慣れた人物が立っていた。
「フクキタル?」
「こんにちはトレーナーさん。散歩ですか?」
「そうだけど…君はどうしてここに?」
「私はここで涼んでるんです」
#ウマ娘
トウカイテイオーにマッサージ
廊下で担当ではないウマ娘から脚のマッサージをしてほしいと言われしてあげた。練習時間に遅れて行くとテイオーはオーバーワークをしていて倒れかける。保健室に連れてマッサージをする。
「ボクには頼まれなくてもしてくれるよね。もっとマッサージしてよ」
#ウマ娘
ダイワスカーレットと一番
「『トレーナーのアンタ』の『1番』が『アタシ』だって気づいたの」
「『アンタ』のこと逃がさないから」
爬虫類のような瞳のダイワスカーレットは、まるで
『こちらの奥側』まで見透かすようにジーッと見つめ続けるのであった。
#ウマ娘