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⚫︎木心坊(キシンボウ)
肥後国(現・熊本県)に伝わる
椿の木を材料にすりこぎを作ると木心坊になるという
椿は怪しげなイメージから怪異を起こすと考えられ、全国に椿に関する伝承が存在する
#妖怪シリーズ
⚫︎入内雀(ニュウナイスズメ)
平安時代の歌人・藤原実方が天皇の怒りを買い陸奥国(青森県)に左遷させられた
都に帰れずその地で没した怨念が雀と化し、京都の内裏に侵入し食糧を食い尽くすようになった
故に「入内雀」と名付く
#妖怪シリーズ
⚫︎衣蛸(コロモダコ)
京都府与謝郡に伝わる
普段は小さな貝殻に収まり海を漂うが、船を見つけると巨大な膜を広げ船を海中に引きずりこむ
特徴からムラサキダコやタコブネを妖怪視したものと思われる
#妖怪シリーズ
⚫︎くねゆすり
秋田県仙北市角館町に伝わる音の怪
生垣(くね)をガサガサ揺する音を出すが、姿は決して見せない
同じく音の怪兼有名妖怪の「小豆洗い」とペアで活動するとも言われる
#妖怪シリーズ
⚫︎アマビエ
肥後国(現・熊本県)の海に毎夜光る物が出たので、不審に思った役人が近づくと、長い髪に嘴のある人魚の様なものが現れ「先の6年は豊作だが、病も流行るので私の絵を描き人々に見せよ」と言い残し去った
という話が瓦版に書かれている
アマビコのコをエと間違えた説がある
#妖怪シリーズ
⚫︎禅釜尚(ゼンフショウ)
『百器徒然袋』に描かれる
茶は閑寂に通じるので陰気を生じて怪異を現しやすく、禅釜尚もそうして化けた茶釜と思われる
また、茶道は禅宗と関係するので「禅和尚」とかけた駄洒落で創作されたとも言われる
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⚫︎鎗毛長(ヤリケチョウ)
『百器徒然袋』に描かれる
日本無双の剛の者が持った毛槍(羽毛で装飾した儀礼用の槍)が化けたもので、木槌を振り上げた姿で描かれる
鳥の毛を用いるので「鳥毛槍」とも呼ばれ、これを逆読みした槍毛鳥が転じて鎗毛長になったとも言われる
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⚫︎視肉(シニク)
『山海経』などに記される中国の妖怪
牛の肝臓や肉塊に似た物で、目が二つ付いている
切り取って食べることができ、食べた分は再生し無くなることはない
肉霊芝とも呼ばれ、かつては不老不死の薬になると信じられていた
粘菌の一種が正体だと言われる
#妖怪シリーズ