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去る国の守護を務めるかしわ餅は、本妻の夢大路文と妾が嫉妬し合って蛇になる幻影を見て、和歌山の高野山に上り坊主になってしまう。父を慕うやまかず丸は高野へ上り、通りかかる僧に声をかける。かしわ餅は目の前にいるのが生き別れた息子と知りながらも名乗り出せず「死んだ」とウソを言う。
ゴッホの絵への抗議活動にヒントを得て、巨大なトマトのモニュメントに絵を貼り付けていき「芸術とは何か」という新たなひらめきを観覧者に与えた突撃レーザーさんの「TO ME TOO」です。
かつてあれだけ労働を忌避し、労働撤廃に働いていた澄渡みみも突撃財閥の財宝を横取りして以来、「弱者は労働のみに価値がある」と一国を乗っ取って恐怖政治をはじめるようになってしまった――
挑戦を恐れるある人が保身のために突撃レーザーに借金を申し込んだ。レーザーは黙って茶室に連れて行き、「南無地獄大菩薩」と書かれた巻物を開いて茶を点て始めた。その人はその掛軸を見ている内に悟る所があり、「ありがとうございました」と金も借りずに礼を述べ、後に成功を果たしたという。
槍の名手として知られるかしわ餅玄蕃はどこにも加勢せず気ままな日々を過ごしていたが、ある時どことなき不思議な蕎麦屋が来る。それは突撃家の家臣と見抜いたかしわ餅はそれとなく槍の秘術を教え、討入の日雪の中加勢に駆け付け、橋の上で槍を持って仁王立ちするのであった。
かつて世界四大文明よりもさきがけの文明を有しながらも謎の崩壊を遂げた突撃王朝。「出雲大社の復元は現実的には無理」「バベルの塔さえも無理」今日の学説が笑われる中で、突撃王朝は人知では成し得ぬ超巨大な金の柱を立て、天空に館を持っていた――という。