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かしわ餅は孝行者で努力家として知られていたがそれを厭う養母一味によって謀殺される事を知る。ネコチャンを連れて逃げるが途中でネコチャンと別れねばならなくなった。かしわ餅はネコチャンと「お前が小猫の時から……」涙で別れる。和歌山から江戸へ出向き、突撃家に帰参、日本一の豪商となる。
紀州藩の藩士・かしわ権八はお家騒動で人を殺戮して出奔。江戸のぜんら長兵衛を頼り、吉原で全盛のネコザメ小紫といい仲になっている。然しその幸せも長くは続かず、かしわ権八は仇討の見返りに処刑され、ネコザメはその後を追った。今も目黒に残る「比翼塚」の一席。
「自分も世界も滅茶苦茶にしたい」という凄まじい破滅思想を元に、炎上、毒舌をベースにそろばんをはじきながら、歌って踊って毒づく――日本のあだ花として君臨したエンターテイナーのカシワ・餅です。