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ペルセウスがアンドロメダーを救出する際にペーガソス(Πήγασος)に乗って現れた場面を描いた絵がありますが,これは神話的には誤りで,空飛ぶサンダルで現れたのです.こういった後代の誤解も,原典(といえるもの)のないギリシャ神話の受容史とはいえますが.
日没後南の空で一際明るい星が木星なのだ!その木星の近くの目立つ星が土星,ギリシャでは「クロノス神の星」と呼ばれていました(『エピノミス』987C).クロノスはローマではサトゥルヌス神と同一視され,これが「サターン」の語源となりました.土星の北側に輝く夏の大三角とももうお別れの季節です.
エウリピデス『メデイア』の最後,メデイアが龍車で飛び立つシーンはこんな感じで上演されたと思うのだ(※デフォルメあり)!
我々はテクストとしての悲劇を読みますが,こういう風に上演を想像するとクライマックスはよりドラマチックなのだ!
『ギリシア悲劇を上演する』という本が参考になります.
@usastreet 誰の台詞か?にも注目して,私の思いつきを吟味してみてください.的外れかもしれないし,もしかするとプラトンの仕掛けかもしれません.