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ニューヨークの洗練とハイクオリティな音作りを目指すジョーロックとビリーチャイルドが組んだ注目のアルバムである。『ストールンモーメント』や『ウィスパーノット』からニュースタンダードとも言える『セイリング』や『フラジャイル』に至る興味深い選曲となっている。2002年録音作品。☆☆☆☆+
オレンジブルーというレーベルはクレモンティーヌの父親が設立したレーベルだがベテラントランペッター、ドクチータムがケニードリュートリオと残した好盤である。飄々たるペット演奏とシブいボーカルをフィーチャーした何となくパリを感じさせるお洒落な一枚だと言える。1992年録音作品。☆☆☆☆+
本作録音当時は33歳、レイアンダーソンのトロンボーン一本勝負のアルバムである。タイトル通り古いジャズスタンダード曲に新しい感性を注ぎ込もうとする意気込みが感じられる熱演だ。ケニーバロン(p)、セシルマクビー(b)、ダニーリッチモンド(ds)からなるトリオも興味深い。1985年録音作品。☆☆☆☆+
ドミニクイーディ5枚目のアルバムである。ニューイングランド音楽院の教師を本業としながら歌手生活と作曲に努めているようだ。小生の好むタイプではないが歌唱力と説得力は十分に高い。ブルースバース(p)、デイブホランド(b)など伴奏陣も強力だ。1998年録音作品。☆☆☆+
ウォルター"フッツ“トーマスは『キャブキャロウェイ楽団』の前身『ザミズーリアンズ』の時代から参加していた古株でベンウェブスターやチューベリーの先輩格にあたるサクソフォン奏者である。ただソロを取ることは少なくセクションワークに撤する存在だったようだ。1945、46年録音作品。☆☆☆☆+
’50年代後半から60年代初頭にかけてダコタステイトンが高評価のアルバムを立て続けた発表した時期の名盤『ソフトリー』と『ラウンドミッドナイト』の2枚をカップリングした徳用盤である。日本では人気のない人であるが大変な実力者で小生的には大好きなシンガーである。1960,61年録音作品。☆☆☆☆☆
実力のあるシンガーである。その彼女がジェームステイラーからジョニミッチェルラインの自作のカントリー系の曲を歌ったのが本作である。出来は見事、トレーニングを重ねた本格ヴォイスで歌うことでソウルフルなグルーヴを伴ったオリジナルカントリー曲集が出来上がった。1989年録音作品。☆☆☆☆☆