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テクニック、タッチ、オリジナリティ、ハーモニー等々、テイタムのピアニズムは誰もが到達出来ていない究極レベルにあったのだと本盤を聴いて確信した。カフェソサエティで彼のプレイを聴いたバードが『彼はベートーヴェンみたいだ!』と呟いたたそうな、さもありなん話だ。1955年録音作品。☆☆☆☆☆
小生が知るダイアンシューアのアルバムでは一番カッコいいアルバムだと思う。③『ステイアウェイフロムビル』と④『アイルビーゼア』は格別だ、今更遅いがシングルカットしていたらと思うヒット性がある。流石はバニーマニロウのプロデュース作品だと納得した。2003年録音作品。☆☆☆☆+
マルの異色作であると同時にエンヤレーベル最高の一枚であろう。②の「シーグハイル」におけるスティーヴレイシーと日野皓正のソロは凄味がある。インプロヴィゼーションの極みと言って過言ではない。ピアノソロの曲も素晴らしい。とりわけ③の「ロンリー」はディープだ。1978年録音作品。☆☆☆☆☆
甘味なストリングスの調べに乗って煌びやかなピアノの音色が響くムードミュージックである。本作を初めとしてキャピトルレーベルには同趣向のストリングス作品が沢山リリースされている。朝でも夜でも室内の空気を優雅に染めてくれる芳香剤のようなアルバムであると思う。1960年録音作品。☆☆☆☆+
タイトルだけで期待してしまうが、『風に吹かれて』など、やっつけ仕事みたいに軽くアドリブされた時点で失望感に変わるだろう。テナーに思いが籠っていないのだ。ビートルズの楽曲が何度となくジャズになってきたのにディランは何故少ないのか?考察する余地はありそうだ。1965年録音作品。☆☆+
評価の定まったアルバムだが改めてケリーのスタイルとそのファンキーな良さが如実に発揮されたアルバムだと聴いた。マイルス所縁のトリオは安定の演奏でフロント陣を見事に支えている。リーが才気漲るプレイであるのに比して初録音のショーターはまだまだぎごちない。1959年録音作品。☆☆☆☆☆
今の時代に此のような洒落た演奏に出くわすことは本当に稀だと思う。ジョンバンチは当時86歳、没する3年前の演奏となる。昨年没したバッキーピザレリも当時81歳、渋いサイドを切っている。ジェイハートの味のあるベースに歌心溢れるウォーレンヴァシェのペットも最高だ。2007年録音作品。☆☆☆☆☆