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#こいしの見た世界
■星空番地 -star map-
今日は、星ひとつない夜空だった
空は薄い闇に覆われていて、まるで星たちが見つかってしまわないように、ひっそり隠しているみたいだ
煌めく夜空よりも地面の方が明るいなんて、奇妙な感覚だった
#こいしの見た世界
■空の実 -Fairy Tree-
私はお腹が空いていた
それに、喉もカラカラ
さっきまでは何ともなかったのに、どうしてだろう?
突然襲てっきた飢えと渇きにゲンナリしながら、私は空を見上げた
#こいしの見た世界
■ドレミの窓 -Melodys Window-
どこからか、不思議な音が聞こえてくるってあるよね?
この世界のどこかで生まれた音が、空気を伝って届いてくる…
私は その音がどこで生まれて、どんな世界を巡ってきたかを夢想するのがたまらなく好きたっだ
#こいしの見た世界
■間違いさがし -Erase Park-
何でもない風景に、ふと違和感を感じるときってあるよね?
それは、風に乗ってくるくる流れる落ち葉だったり、月夜に灯る外套の灯りだったり、夕日に照らされて伸びる影であったり…
#こいしの見た世界
■ラッパの園 -Whisper Garden-
私、ユリというお花が何となく好きなんだよね
形がラッパみたいで面白いし、どこか耽美な趣がある
だから、そこにユリのお花畑を見つけたときも、心が躍ったんだ
#こいしの見た世界
■何か実っていた木 -Unknown Tree-
木に小鳥が実っている…最初、私はそう思った
その木に実っているものが、あまりにも鳥に似ていたからだ
私はもう一度、お姉ちゃんと一緒にコロッケパンを食べるべきだったのかもしれない
もっといろんなパンを食べてみればよかったのかもしれない
そして、私のこころが沢山のパンで満たされたら、こころベーカリーはきっとまたパンを焼いてくれるはずだよね
#こいしの見た世界
■雨降り街 -Umbrella City-
突然雨が降りだして、私は帰路を急いだ
空から打ち付ける水玉が、飛沫になって世界から色を奪っていた
もう、服の中までぐしゃぐしゃで気持ち悪いよ
#こいしの見た世界
■世界会議 -World Reader-
そのベンチは、とても不思議な並び方をしていた
全部で3つの椅子が向かい合い、まるでカタカナの「コ」を大きくしたような形だった