//=time() ?>
【如水宗淵 じょすいそうえん】
生没年不詳、室町後期から戦国時代。相模(神奈川)出身。禅僧,画家。周防(山口)へ赴き雪舟等楊に師事。円覚寺で蔵主となる。主に京都や鎌倉で活動したとされる。蘭坡景茝に詩作を師事する。五山僧らとの交流をもった。跋陀婆羅像,山水図, 竹に叭々鳥 蓮に鶺鴒図
【吉村(蘭陵)孝敬 よしむら(らんりょう)こうけい】
1769-1836 京都出身。絵師。円山応挙晩年の弟子で応門十哲のひとり。絵師であった父: 吉村蘭洲から学び、円山応挙に師事。本願寺の本如上人に仕え、障壁画制作に参加。花鳥人物画にすぐれる。琴高仙人図, 農耕十二景図, 波濤図, 海棠孔雀図
【川村曼舟 かわむらまんしゅう】
1880-1942 京都出身。日本画家。円山派:山元春挙に師事。小村大雲,庄田鶴友,服部春陽とで春挙門下四天王。春挙没後の画塾早苗会や京都市立絵画専門学校で教授,校長を務め多くの画家を育成。文展(関西画壇)にて活躍。風景画を得意とす。黎明富嶽, 蜑邨暮靄,竹生島
【西山翠嶂 にしやますいしょう】
1879-1958 京都出身。日本画家。竹内栖鳳に師事。画風を継承し作域は人物,花鳥,動物,風景など多岐に及ぶ。なかでも円山派や四条派を基範とした人物,動物が得意。画塾:青甲社を設立,門弟に堂本印象,中村大三郎,上村松篁ら。雀図, 広寒宮, 牛買,黒豹, 槿花図, 東山春月
【清宮彬 せいみやひとし】
1886-1969 広島出身。洋画家,版画家。白馬会葵橋洋画研究所で学ぶ。岸田劉生と交友。フュウザン会,草土社の創立に参加。ポスター,本の表紙などの装丁も行う。日本版画家協会会員として活躍。版画家:清宮質文は息子。静物,自画像,酸漿之図
【小田海僊 おだかいせん】
1785-1862 山口出身。日本画家。京都で円山四条派:松村呉春に師事。同門の松村景文,岡本豊彦らと競う。のち頼山陽に感化され文人,南画に転向。浦上春琴,田能村竹田らと交友。花鳥山水,人物画を得意とす。門弟に富岡鉄斎ら。大槻玄沢像,薛涛図,京都御所障壁画, 海僊十八描法
【谷口香嶠 たにぐちこうきょう】
1864-1915 京都出身。日本画家。生家の綿問屋で家業を手伝いつつ芥子園画伝,漢画早学で絵を独学。幸野楳嶺に師事。菊池芳文,竹内栖鳳,都路華香とともに楳嶺門下の四天王。清水六兵衛に陶画を学び工芸図案も。有職故実に通じ、歴史画の第一人者。捻華微笑, 驟雨, 山姥
【横山清暉 よこやませいき】
1792-1864 京都出身。絵師。四条派。はじめ呉春,のち松村景文に師事。中島来章,岸連山,塩川文麟とで幕末画壇の平安四名家。青蓮院尊超入道親王のお抱え絵師。祇園祭の長刀鉾軒下絵百鳥図を彩色。花鳥,山水,人物画を得意とする。秋山訪隠図, 大江山鬼退治図, 孔雀牡丹図
【木村武山 きむらぶざん】
1876-1942 茨城出身。日本画家。岡倉天心のもとで日本画の近代化。南画家:桜井華陵に師事。川端玉章の画塾:天真社で学ぶ。大観,観山らと日本美術院を再興。作品初期:歴史画⇨上半期:花鳥画⇨大正初期:琳派の手法を用いた壮麗な作風⇨後半期:仏画。阿房劫火,孔雀明王,観音