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yamayuriさんのイラストまとめ


『小説家になろう』にインカ帝国を舞台にした歴史ファンタジーを掲載しています。
ファンタジーイラストや似顔絵をときどき描いてます。最近は水彩を用いた絵本、童画などを描いています。
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もしかしたら、このたたかいで、女のせんしは、しんでしまったのかもしれません。けれどユタは、この人がおかあさまだったら、いいとおもいました。

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「北の火山が火をふいて、むらをつぶしてしまったんだよ。むらの人たちはみんな、みやこにひなんしてきたんだよ」 「南の戦争は、なかなかおわらなくて、たくさんの人がしんだらしいよ」

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おにいさまは、そういうと、石のベッドにすわりました。ユタも、そのとなりに、こしかけました。 「ユタ、おとうさまに、あわせてやることが、できなくなった」

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ひとつは、つよそうなせんしが、ふしぎなかたちの花を、かたてにたかくもって、いのるようなすがたをえがいた絵です。きっとその花は、せんしのねがいごとをかなえてくれる花なのでしょう。

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13、いそいで、きゅうでんにかえってきたユタは、ピウラをさがしましたが、どこにもすがたがみえません。あせって、きゅうでんのあちこちを、さがしまわりました。やっとのことで、きゅうでんのおくからあるいてくるピウラをみつけました。

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そのアクリャは、ユタにきづくと、おどろいたかおになって、いいました。 「あなたは、どうして、ピウラのふくをきているの?」

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どうやらその女の人がママコーナのようです。ユタは、がっかりしました。そのママコーナが、とてもきびしく、いじわるくみえたのです。

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けれど、そのときピウラは、だまってユタのはなしをきいていました。そして、とつぜん、ふくをぬぎだしたのです。そして、いいました。 「さっさと、あんたのふくをぬいで、かしなさい!」

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その人は王さまのおにいさまよりずっと年をとった、こわそうな人でした。 年とったおにいさまは、ユタをみてかけよってくると、かおをなでながらやさしいこえでいったのです。

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8、その日からまいにち、ユタがアクリャのやかたでであった女の子は、ぬけみちをとおって、きゅうでんにやってきました。 女の子は、ピウラというなまえです。

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