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@lilyraylilyyg もしかしたら、このたたかいで、女のせんしは、しんでしまったのかもしれません。けれどユタは、この人がおかあさまだったら、いいとおもいました。
@lilyraylilyyg 「北の火山が火をふいて、むらをつぶしてしまったんだよ。むらの人たちはみんな、みやこにひなんしてきたんだよ」 「南の戦争は、なかなかおわらなくて、たくさんの人がしんだらしいよ」
@lilyraylilyyg おにいさまは、そういうと、石のベッドにすわりました。ユタも、そのとなりに、こしかけました。 「ユタ、おとうさまに、あわせてやることが、できなくなった」
@lilyraylilyyg ひとつは、つよそうなせんしが、ふしぎなかたちの花を、かたてにたかくもって、いのるようなすがたをえがいた絵です。きっとその花は、せんしのねがいごとをかなえてくれる花なのでしょう。
13、いそいで、きゅうでんにかえってきたユタは、ピウラをさがしましたが、どこにもすがたがみえません。あせって、きゅうでんのあちこちを、さがしまわりました。やっとのことで、きゅうでんのおくからあるいてくるピウラをみつけました。
@lilyraylilyyg そのアクリャは、ユタにきづくと、おどろいたかおになって、いいました。 「あなたは、どうして、ピウラのふくをきているの?」
@lilyraylilyyg どうやらその女の人がママコーナのようです。ユタは、がっかりしました。そのママコーナが、とてもきびしく、いじわるくみえたのです。
@lilyraylilyyg けれど、そのときピウラは、だまってユタのはなしをきいていました。そして、とつぜん、ふくをぬぎだしたのです。そして、いいました。 「さっさと、あんたのふくをぬいで、かしなさい!」
@lilyraylilyyg その人は王さまのおにいさまよりずっと年をとった、こわそうな人でした。 年とったおにいさまは、ユタをみてかけよってくると、かおをなでながらやさしいこえでいったのです。
8、その日からまいにち、ユタがアクリャのやかたでであった女の子は、ぬけみちをとおって、きゅうでんにやってきました。 女の子は、ピウラというなまえです。