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Project Nyx『酒乱お雪』①矢内有紗.作 金守珍.演出 芝居砦満天星。
寺山修司などの過去の戯曲を上演してきたNxyが若手作家の戯曲を上演する初の試みをしている。
演出が金というのもあるかもしれないが戯曲は唐十郎の作風なのを観て感じ、若い作家が大御所の作風をうまく取り入れているのに驚いた。
ラピュタ阿佐ヶ谷『澤田幸弘監督+佐藤利明トークショー』①
『斬り込み』上映後に行われたトークショー。
佐藤さんの『斬り込み』の深い洞察を交え、澤田監督のデビュー作の思い出話をされる。
作品の話の流れから、日活入社の手助けをしてくれた神代辰巳監督、同期の小澤啓一監督の話もきけた。
ネオ書房『佐藤利明娯楽映画研究所 娯楽映画の昭和vol.4東京映画地図』③
そして、最大の目玉はオバケのQ太郎の話。
放送当時に公開された多くの映画にオバQが登場した話、そして、スポンサーの不二家が海外旅行のプレゼントをしていたりと、当時のオバQの人気の凄さをあらためて認識ができた。
流山児★事務所『帝国月光写真館』①高取英.作 流山児祥.演出
高取英の月蝕歌劇団前の戯曲を初演を演出した流山児祥が演出した作品。
高取が作ったエンターテインメント性と暗黒なファンタジー性高い戯曲を流山児がより高くし、おもちゃ箱をひっくり返したような活き活きとした作品にしている。
田中登監督『牝猫たちの夜』①シネマヴェーラ渋谷。
新宿のソープランドで働く女性とそのヒモ、ヒモを愛するゲイの少年の三角関係を軸に、裏社会を生きる人々を描いた作品。
強烈な映像的演出をしていない初期の頃の田中監督作品なので、後の代表作といわれる作品と比べると地味な作品であった。
石坂洋次郎『青い山脈』①
ある女生徒への中傷的内容の手紙をきっかけに学校で戦後の若い考え方、村の封建的考え方が対立をする。
戦後日本社会の民主主義の啓蒙目的で書かれた作品であるが、きついものがあるわけではないので、戦後の田舎社会のほのぼのな雰囲気を感じるものがあった。
#読了
谷崎潤一郎の『お艶殺し』を読んでいて、増村保造監督の映画『刺青』が谷崎の同名作品と合わせた作品だったのを思い出す。
確かに、『刺青』のままだったら、増村監督と主演女優の若尾文子の良さは引き出せないな。
しかし、『刺青』での若尾演じるお艶の悪女ぶりは凄かったな。
竹宮恵子『風と木の詩』②
正直、同性愛というのに理解は弱く、二人の裸体の交わりを見た時、セルジュそれ以上行くなと思ってしまった。
しかし、二人が純で弱い人間であるのを知った時、交わりは弱い人間同士のいたわり合う姿の結合に見え、美しさを感じ感動するものになるのであった。