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「それに、報告にあったビーグルもそうだ…恐らく西で運用されているドッグタイプビーグルをかなりチューニングしてある…軍事機密であるアレらを金でホイホイ買えるものとは僕は到底思えない …引き続き各国を調査するが この先も君に困難が降りかかるのは間違いないだろう」
#30MMNAMEP1
#30MMNAMEP1エピローグ
#30MMGB
少女が激励される
「やぁ…お目覚めかい?」
蝙蝠が笑顔で彼女に声をかける
「…これにて閉幕…とは行かないだろう あのクソダサ服女は恐らく実行犯にすぎない… 部下達の報告を確認したが どうもアーミータイプのスピナティオの流出元が分からない…」 https://t.co/ltAYBXlGLz
@EWrl_30MM_KHI フラン
「お買い上げありがとうございまス」
ランティス
「え…マジで売るのかい!? 考え直さないか? 嫌な予感しかしないのだが…」
フラン
「今のワタシは売店の店長ですかラ 売ると決めたものは売るのですヨ?」
ランティス
「いや…あれはネタでだね あ、お客様? お客様ーーーー!?」
朝日が登り始める
「僕の気持ちを受け取って欲しい…愛しているレイカ そして…ありがとう 始まりの僕に愛を教えてくれて」
レイカはその言葉を聞く
「ええ…私も愛してますよ ランティス 私と貴方の…この気持ちはぜったいに本物ですから…ふふ…やっと…やっと…伝えられた…はぁ…よかった…」
二人は今までの思い出を話していた
ランティスが仲間を集めながら冒険をした話し
レイカがあの大戦のその後を話す
何気ない話を交わし
ランティスは本題を伝える
「僕は君と話せて良かった この記録は次も残るだろうが この時感じたものはきっと 次の僕には残らない だから…」
二人の姿を
巨人と少女は見送る
フランは悲しそうな顔をする
嫉妬や悔しさではない
この後の事を思うと…
何でこの世界は残酷なのかと
あの二人が永遠になれれば
あの人は幸せなのだろうと
それはヴェルガーも同じであった
やっと見れたあの笑顔もこの夢が覚めれば
二度と見れることは無いのだと
レイカ
「久しぶり…ですね ランティス」
ランティス
「ああ、久しぶりだね」
本当は初めましてなのかもしれない
しかし…存在には残っていたのだろうか
悲惨な最後を迎えた二人の想いが…
ランティス
「一緒に歩かないかい?」
レイカ
「ええ…いいですよ」
二人は話しながら廃墟を歩きだす
ヴェルガー
『我の元主であり 我の誇りに変わりはない 奴は…レイカに想いを渡したいのだ それは貴女も同じだろう …やり残したことを…やって来るがいい』
レイカ
「ヴェルガー…分かりました」
ヴェルガーのコアが開くと
一人の女性が降りてくる
ランティスはそっと
降りてくる彼女の手を取る
ランティス
「僕はレイカ…君に会いたい…今までの僕達が書いてきた宛名の無い手紙を…例え泡沫に消える存在であろうと…君に渡したい」
レイカ
「私は…私はきっとアナタの知るフジワラ・レイカでは無いのですよ…」
ヴェルガー
『…レイカ 貴女は貴女だ 例えどこかでずれた未来だろうと…』
ランティスは眼帯を外し
そして再びヴェルガーを見上げた
ランティス
「…ヴェルガー すまない 彼女を傷付けない為と言ったが 逆だ…僕が傷付くのが怖かった…僕に無かったのは覚悟だ ここに居るのは ランティス・ヘルダーラントの記憶を持つ1つの有機媒体に過ぎない …もしそんな存在で良ければ」