マクミラン=マッカズさんのプロフィール画像

マクミラン=マッカズさんのイラストまとめ


またの名を
マクシミディアン@主に頑張らない

アイコンは
【ムッチミッチお絵かきウーパールーパー (@micchimucchi464 )】様に書いて頂きました

30MMシリーズをメインに
適当なアプリゲーや下ネタ
ナリチャ等をして遊んでるヤバイやつですが
何卒よろしくお願いいたします

フォロー数:1392 フォロワー数:1379

「是非ともヘルダーラント社で…」

0 1

「どういうことだってばよ…」

0 1

「っ…えっぐ…私は…私はぁ…」
彼女はしがみつきながら泣いていた

…何も答えることは出来ず
ただ抱き締める事しか出来なかった

きっと彼女の心の整理がつくには
長い時間が必要になるだろう

落ち着いたらゆっくり話そう

今の僕が感じてきた物事を
今まであった出来事を…

0 5

「僕はそんな君の事も愛している 他の仲間達の事も 親友の事も愛している ソコに一番も二番も…勝ちも負けも無いんだ…僕は本物の彼じゃないが 君の事も君の想いも…僕が彼の変わりに受け止めよう 例え…ソレがただの僕の傲慢であろうとも…ね…」

その言葉を伝えると
黒い花びらの嵐はゆっくり収まる

0 5

それは愛した人が死んだと
愛した人がもう居ないんだと
気づいたが故の叫び

例え全く同じものを産み出しても
ソレが本当に同じではない

ランティスの記憶という台本を元に
彼を演じてたのにも関わらず

僕という自我が産まれたことによる
致命的な問題点が彼女の永遠を壊し
真実を突きつけた

0 4

それは彼女の想いへの嘘になる

たとえ記録を持っていようとも
死者の変わりに自分の想像を言うなど
あってはならない

ソレが愛してくれた人なら尚の事だ

だから違うとも…そうだという事も…

断ることすら出来ない

レティアが声にならない声で叫び
彼女を中心に黒い花びらが舞い上がる

0 7

「だから…いくらやろうとも…ぼくは彼の答えを知らない 僕が想いを受け止められても【ランティスを愛した レイカ以外の人には答えが出せない】んだよ」

その言葉に彼女は絶句し
そのまま崩れるように座り込む

無理もない
何万年も求めた回答など
そもそも存在しない

だが嘘をつく訳にはいかない

0 7

「何故!!何故ソコまで分かって貴方は!!私に答えてくれないのですか!!」

彼女が怒りの感情を露にする
がランティスは怯まない

「それは君の書いた物語に致命的な問題点があったからだよ」

彼女とフランの想いの原点は
非常に似ていた

しかし、ソコには
超えられない壁があった

「問題点…?」

0 7

彼女の唇が震えている

恐怖ではない
これは敗北への怒りであり同時に
狂気なのだろう
その歪んだ勝利への執着心

レイカが死して尚
遠い昔の戦いを彼女は繰り返している

これが彼女の【嫉妬】

永遠に未来へ進むことの出来ない
彼女をしばる鎖

彼女の胸の奥で黒いものが輝く

0 7