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ポッター君、ポッター君。
おやつの話をしてたら、なんだかおなかがすいたなあ。
君、なにかもってない?
え? それって……ひょっとして、虫?
……ちがうのかい。
よかった。
ポッター君、ポッター君。
え? ボクはよくばりかい?
そうだなあ。
ふふっ。
でもね、ボクがよくばりなのは、毎日おやつを食べたいって思うのとおんなじことなのさ。
生理的なの。
ポッター君、ポッター君。
君のまあるいシルエットにとんがった鼻先。
君を見ていると、ふっと笑いたくなってくる。
君はきっと笑顔のまほうを持っているんだね。
かなわない夢なんてないんだ。
ボクも信じてみたいなあ。
え? ボクの絵はつまらないかい?
そう、ボクはおもしろい絵は勉強してこなかったんだよ。
けれども、簡単な道ではなかった。
つまらない絵でも、つきつめれば認めてもらえる。
そんな瞬間が、きっとボクにもくるといいなあ。
ポッター君、おお、見てみて!
ボクの相棒のスコちゃんだよ。
今日は彼女にモデルになってもらったんだよ。
かわいいでしょ!
大好きな猫ちゃんなんだよ!
ポッター君、ポッター君。
君のお鼻はまあるくて、かわいいね。
おへそもキュート☆
おててもちっちゃくてラブリーだね。
ちょっと、触ってみてもいいかい?
え? だめー?
ポッター君、ポッター君。
今日はね、お絵描きをしたんだよ。
だいぶ前から勉強をはじめてね、いつしか離れてしまったり、忘れてしまったりした。
けれども、愛するものは、変わらなかったんだ。
描きたいものは、いつも。
ねえ、ポッター君。
今、トロンって、眠くなってきた。
今日は君とお話しできて、うれしかった。
だからこんなにも、気持ちがやすらかなんだね。
お薬がなくっても、眠れそうだよ。
ありがとう、ポッター君……。