八十亀ちゃんかんさつにっき8巻
アニメ2期も好評を博した、名古屋発の地域密着型学園コメディ。
体育祭編を描き、過去編も挟み、文化祭編へと続く展開。キャラが立っているのがこの作品の魅力だけど、ストーリーも小ネタを引き立てて良い。
そして次巻、ついに名古屋と三河が交わるときがくるのか。
中卒労働者から始める高校生活13巻
中卒で働き、逮捕された父に代わって家を支える通信学生を中心としたヒューマンドラマ。
父との再会に心が揺らぐ中、メンタルに追い討ちをかける展開が続くのが最高に鬱。この漫画に関していえばもっとどん底が見たくなるし、それが面白い。
じけんじゃけん！7巻(完)
新感覚ミステリ×日常コメディの完結巻。
多少の山場はあれどいつも通りのコメディ展開で、余韻を残しての完結。
最後までテーマはぶれず、しっかりとミステリを絡めていたのが好印象。
力のある作者、次回作も楽しみ。
うわばみ乙女ずかん1-2巻(完)
うわばみ彼女の続編にあたる作品。
結婚を機に転居した2人と、転居先の隣人を交えて話が展開する。
前作は日本酒に関する話が多かったけど、今作はカクテルをはじめとした多種多様なお酒が出てくる印象。
ジンが家でも作れることを知ったので今度作りたい。
うわばみ彼女1-5巻(完)
彼女が酒豪な同棲カップルをメインに据えた酒飲みコメディ。
酒やつまみに関する知識ベースで話が展開する反面、しっかりギャグで落として軽やかな読み口にしてるから知識偏重にならず読みやすい。
5巻かけて、裏テーマの家族・結婚も進んでいってストーリーも一定楽しめる。
ほおばれ！草食女子1-2巻(完)
会社をクビになった自堕落OLが野草に詳しい大学生と出会い、自給自足で食いつなぐ雑草採取系日常コメディ。
野草の取り方、調理法が丁寧に説明されていて作品にかける細やかさが窺える。
野草知識とライトなコメディのバランスも良く、野草入門としても気軽に読める一作。
線は、僕を描く4巻(完)
本格小説を原作とする水墨ヒューマンドラマの完結巻。
父母の死という過去を乗り越えて，生を水墨に表現する主人公の姿に胸を打たれる。ラストも大団円という感じがしてスッキリ終わった良作。原作小説も読みたい。
昭和オトメ御伽話4巻
時は昭和、結ばれることのないはずだった2人の男女を描いたラブストーリー
狂言自殺を経て驚異から脱し、丸々一巻かけて平穏な日常を描いた後のこのラスト…
もはや作者が羅刹だろ
