八王子名物天狗の恋1巻
高尾山に密かに住まう天狗の女の子と、過去にその天狗と邂逅したことのある青年を主人公とした異種間ラブコメ。
基本的には明るくポップな作品だけど、天狗とバレないようにする描写は結構シリアスで、天狗が異端であることは徹底されそうな印象。
ちょっといっぱい！9巻
居酒屋でアルバイトをする女子高生を描いたきらら作品。非アニメ化作品でありながらもうすぐ二桁巻までいくのはきららの中では稀有な存在。
ゆるふわお仕事ものというよりは、主人公の自己実現が裏テーマになっている感じもあって、いぶし銀の面白さがある。
味噌汁でカンパイ！14巻(完)
味噌汁が紡ぐ暖かいホームドラマの最終巻。
ストーリーのクライマックスは前巻で終わったので、今巻は長めのエピローグ。亡き母を想う父子の姿は泣けるし、最終回ラストはヒロインらしさが全開で、最後まで楽しめた傑作だった。
名残惜しさはあるけど、完結はめでたい。
焼いてるふたり8巻
交際0日で結婚した夫婦が浜松で生活をしながら趣味のバーベキューに興じるアウトドア系作品。
アウトドアがテーマだと雑学に偏重しがちだけど、本作な各キャラクターの人間性が良く掘られているのが最高。狂気的な側面が垣間見えるのも楽しい。
よふかしのうた13巻
夜を舞台に人間と吸血鬼の交流を描くボーイミーツガール。
前巻から続くバトル展開は一旦収束を見せる一方、これまで出てこなかった主人公の母が登場して先の読めない引きで終了。
恋愛、ホラー、バトル色々な展開がある作品だから、次はどう来るのか楽しみ。
きららファンタジア4巻
きらら作品が一堂に会した同名ゲームアプリのコミカライズ作品。
がっこうぐらし編が盛り上がるけれど、やはりがっこうぐらしキャラクターが活躍するとシリアス度がグッと高まって好き。
バトル描写は普通に熱くて好きだから、今後も続くことを願う。
地球の子3巻(完)
神海英雄先生が描いた、超スペクタクルファミリーストーリーの最終巻。
地球を擬人化してラスボス扱いする作風は流石神海先生と言ったところ。視覚に働きかける描写の良さにも先生らしさが出ていたし、全3巻に濃密に詰まっている。
次回作も楽しみに待ってます。
進撃のえろ子さん〜変なお姉さんは男子高校生と仲良くなりたい〜5巻
ちょっと変な成人女性と男子高校生を主人公としたラブコメ作品。
同作者の『変女』よりもやや過激な本作。
ただ、読んでいて良識やモラルがチラつくようになってきたから、きっとこの作品のターゲットから外れてしまったのだろう…。
スロウスタート 10巻
高校浪人をした女子高生を主人公としたガールズコメディ。大台の10巻を突破。
浪人を明かして以降も変わらずに学校生活が続いていくのは本作らしい。
とはいえ、浪人の秘密は作品の醍醐味でもあったので、長く続いてほしいとは思いながらも蛇足感も否めなくなりそう。
異世界おじさん8巻
異世界転生から戻ってきたおじさんの現代での生活や、異世界での日々を回顧する新感覚異世界コメディ。
ダンジョン編が始まり、おじさんとエルフがいい感じのバディになっていて好き。
珍しく真っ当にピンチに陥る描写も熱くて良いね。