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どんな男たちが、 どんな感情を、 どんな、 回る期待の目で見つめた。
何者かの気配がした。
男たちはいつの間にか去り、別の男たちが現れる。 奉行人だ。彼らは夕霧を別の場所へと連れていく。
男たちに囲まれていた。 大好きな男たち。 夕霧はずっと期待に胸を高鳴らせていた。
弐章、これにて終了です。 シロを務めてくださった鬼京菖蒲様。 クロを務めてくださった徒華牡丹様。 クロ未遂を務めてくださった咬塚戒鳴様。 並びに、深雪様、ほまれ様、うどん炒飯様に皆様盛大な拍手をお願い致します。
消防隊になったモノラットが、ホースを教会へと向ける。 炎は無事消火された。
誰も助けに来ないことも知らず。 ━━そもそも、“彼”など存在しないと。 無駄なことだと知らず。
キャンドルを前にして、徒華は一人、運命の人を待っていた。 後ろにいるのは喪服の参列者ばかり。 静かな式場に、鐘の音が響いている。
徒華は、ウエディングドレスを着ていた。 夢にまで見た、純白のドレスを。