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(映画)アバター ウェイ・オブ・ウォーター
13年ぶりの続編は前作から10年後、物語は惑星パンドラの深い森から海辺へと展開し、侵略者に抗する家族の絆と愛を描いている。
キャメロン監督が繰り出す冒険・アクションシーンが素晴らしく、とりわけ海中シーンの美しさは無類の映像体験だった。
(映画)すずめの戸締り
岩戸鈴芽の名、常世など『古事記』『日本書紀』との結びつきから、古代神話を現代に投影しようという思いを感じた。
「天気の子」「君の名は」と同じように、社会規範の要請に抗い、自身の幸福を優先する個人自由主義の主張が込められているようにも思えた。まさに集大成。
ハケンアニメ!(2014)/辻村深月
アニメ業界で働く三人の女性たち、天才監督の新作アニメのプロデューサーの香屋子、同じクールでハケン(覇権)を取るアニメ制作を目指す新人監督の瞳、原画アニメーターの和奈、彼女たちの奮闘ぶりが眩しい。
アニメ制作現場の舞台裏を垣間見ることもでき楽しい。
桜の森の満開の下(1947)、夜長姫と耳男(1952)/坂口安吾
説話仕立ての傑作短篇小説を、イラストレーターの”しきみ”、”夜汽車”両氏とのコラボ本で再読
山賊と掠ってきた女房、名匠の弟子と長者の姫、魔性の女性たちに魅せられ翻弄される男たちの姿には安吾の女性観・恋愛観が反映しているようだ。
(映画)ベニスに死す(1971)ヴィスコンティ監督
マーラーの交響曲第5番アダージェットの耽美な旋律が基調となり、老いゆく作曲家と美しく高貴な少年、ベニスの明と暗、精神と美の対比を精妙な映像が際立たせている。
ボガードとアンドレセン、いずれが欠けても傑作とはなり得なかっただろう。
(TVアニメ)平家物語(2022)
終わって寂しい。
琵琶法師の父を平家の武士に殺された少女「びわ」は、清盛の娘、徳子や長男の重盛と彼の息子たちなど平家一門との交流を深め、彼らの亡びゆく様を見届け、語り継ごうとする。
“びわは見えていても何もできぬ 何もできなくても琵琶を弾いて祈る"
(映画)ジギー・スターダスト(1973)
デヴィッド・ボウイの1972年から1年半に及ぶツアーのロンドン最終公演を収録。
架空のロックスター、ジギーとして最後の、そして最高のライヴ映像。
ミック・ロンソンの熱く華麗なギタープレイの合間に山本寛斎の衣装を何度も着替えているシーンも印象深い。
(映画)屍者の帝国(2015)
大筋は原作に沿いつつ登場人物やエピソードを減らしてすっきりさせたストーリー展開は映画版として好ましい。
ワトソンと彼に同行するフライデーの関係を原作とは変えていて、これも効果的な演出だなと感心した。
19世紀の雰囲気を再現した映像の美しさも見応えがある。
反田恭平さんは、コンサート、レコーディングなど幅広く活躍していて、アニメ「ピアノの森」では、主人公、一ノ瀬海の師匠、阿字野壮介のピアノ演奏を担当していました。
カイの演奏ピアニストは公表されていませんが、反田さん説が濃厚。
カイのようにショパン・コンクール優勝の夢をかなえて欲しい。
短編集「ジヴェルニーの食卓」/原田マハ 関連作品
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オランジュリー美術館の睡蓮/モネ