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(映画)ハーモニー(2015) PG12指定
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原作に沿って、ていねいに作られている。
映画では、トァンのミァハへの愛が明示されているのが原作と異なる。
絵もきれい。ピンクの東京、バクダッド、少女たち。
これがバッドエンディングであり続けることを願うしかない。
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(映画)落下する夕方(1998)
女性の監督ならではの繊細な感性が、カメラワーク、色彩、小道具など、ぴったりはまった感じでよかった。
原田知世、渡辺篤郎、菅野美穂、これ以上は望めない配役も魅力です。
西村由紀江さんのピアノ曲も美しかった。幼稚園のシーンでちらっとピアノを弾いてました。
今日は自宅から立川まで多摩川沿いを往復14㎞、3時間半歩いてきました。
河岸の遊歩道を歩いたり、ランニングする人がそこそこいました。紫外線を浴びて免疫力をアップしようと、がんばっているんだな、きっと。
家からウォーキング、この機にくせになりそう。
(映画)インセプション(2010)
ターゲットとなる人物の無意識に、特定の考えを植え付けるために潜在意識に侵入して夢を設計するミッションの物語。
夢の中の夢の中の夢・・・夢の階層と虚無が舞台で、ラストシーンの論議がにぎやかでしたが、僕はコブがトラウマを克服して現実に戻ったと思いたい。
百億の昼と千億の夜(1994)/萩尾望都 原作:光瀬龍
望都さんが名作SFを漫画化、少年誌に連載された。
全宇宙が熱的死へと向かう謎を、阿修羅王がプラトン、釈迦らと共に探求する時空を超えた壮大な物語。
少女として描かれた阿修羅王の、興福寺の阿修羅像を想起させる孤高の凛々しさが魅力です。
ビル・エヴァンスは、一番好きなジャズピアニスト
「音楽は私の人生で一番重要な意味のあることであり、私の生活にかかわる何ものよりも私を占めている」
/ビル・エヴァンス
最後はビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」だった。窓の外では雨が降り続けていた。
ノルウェーの森/村上春樹
(映画)オズの魔法使(1939)
田舎育ちの少女ドロシーは、魔法の国オズで仲間たちと出会い、一緒に旅をする。
16歳のジュディを一躍スターにした名作。
ドロシーが歌うOver the rainbowと、「お家が一番だわ」There's no place like home. のセリフが有名。
久しぶりに観たけど、なんかとても新鮮!
(映画)虐殺器官(2017)R15+
原作をすっきりさせ、テンポがいい。
反面、本筋とは無関係なカフカやベケットについての会話などがそのまま残されていたり、原作の情緒が尊重されているのもいい。
痛覚マスキング処理された同士の戦闘シーンは少々きついけれど、想像していたほどではなかった。
虐殺器官(2007)/伊藤計劃
核戦争でウクライナが消えた近未来、後進諸国での内戦や大規模虐殺を陰で操る謎の白人を追う米軍暗殺部隊のクラヴィスが見出した真相とは。
「ゼロ年代SFベスト」国内篇第1位のデビュー作。
科学・思想・文化など、広範な知見に支えられた抜群の描写力に降参です。
(映画)パーフェクト ワールド(1993)
脱獄囚と人質の男の子の逃避行を描いたイーストウッド監督のロードムービー。
父親に虐待された過去を持つ男と厳格な母親に抑圧されている少年、二人は新天地をめざす。
追っ手の警察署長と女性犯罪心理学者の絡みなど、脱力感あるシーンでひと息つけます。