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台風の立ち立つ浪や船は点 三橋敏雄
終戦記念日の海は台風接近のため、こうの史代さんが書いた「波のうさぎ」があふれんばかり出没。
ばかなことをといひたるありき開戦日 敏雄
終戦日の午前短し午後長し 敏雄
離陸は易(やす)し、着陸は難(がた)しで
ヒロシマ・ナガサキと大きな代償になった。
日午さんRTありがとうございます
俳句の水没都市からの着想です
ダムに水没した谷底の町から浮上
しながら見上げた青空に似合う生物は
マミズクラゲかなと
ダム工事の推移も見ていたので。
後半のコメントは昨年の豪雨災害で
ダムの緊急放流が被害を大きくした事案への
警鐘のつもりでした。
@okamaro210 おかまろさん、リツーイトありがとうございます
俳句の水没都市から着想したイメージですね
二枚めの写真は水没都市から浮上しながら
見上げた青空のイメージに近いと感じての画像です
ダムのコメントは昨年の西日本豪雨七夕災害
からのイメージですね。
ダムに水没した町の推移もみてきたので。
牛の尾の襤褸みじかき北の夏 深谷雄大
襤褸(らんる)とは使い古してボロボロになった布
みじかきは襤褸と北の夏の両方にかかる
牛の尾は関節が連なって出来ており
先の毛は虫を追うほどすり減る
絶筆の百の死百の茅花咲く 深谷雄大
俳句の世界において疎外され続けた
修司と自分を重ねた追悼句
声やがて嗚咽や林檎手に錆びて 岡田一実
サビた林檎は見てくれが悪くあまり出回ら
ないがプロから美味いと評価されている。
ストローをくくくと曲げて蝶の昼 鈴木牛後
見るつまり目玉はたらく蝶の昼 一実
なかぞらをこゑかよふ見ゆ夏つばめ 一実
すひかづら蛇の膚(はだへ)を思ふ吸ふ 一実
俳句思へば泪わき出づ朝の李花
赤尾兜子の命日は三月十七日ですが
悟朗の鯉幟 五月
六林男のカキツバタは五月の花
兜子の兜は子供の日の関連付けなり
杜若(かきつばた)対称軸を正しうす 悟朗
正しうすは「正しくす」の音便で
「ただしゅうす」と読みます
芋の露連山影を正しうす 蛇笏
子鯨がまず潮を吹く春は来ぬ 遠山陽子
海へ去る水はるかなり金魚玉 三橋敏雄
かもめくる敏雄は雅号もたざりき 陽子
表札は三橋敏雄留守の梅 敏雄
雲は夏港を出でて帰りたし 敏雄
沖へ沖へ孤独な船長命令す 敏雄
練習帆船での遠洋航海はハワイ周辺での訓練
クススマスは船上で迎える。
曳かれくる鯨笑って楽器となる 三橋敏雄
問1 くじらは笑うのか
答 上顎部のヒゲ板が笑った歯のようにみえるのかも
問2 楽器になるって本当?
答 ヒゲが高価なバイオリン弦になる
安価なものはナイロン製
『弦GEN』の表紙は敏雄画のハープ
冬蝶のとぶ文脈をたどるごと 遠山陽子