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#ハプスブルグ展 @国立西洋美術館へ。一番印象に残ったのは、工芸品だった。
貝や金で装飾されたシャーベット用センターピース(1736-40)。マリア・テレジアの母が所有していたもので、家族の肖像が刻まれたカメオや、卵型のカップが掛かっている。こんな器でシャーベットを食べていたのか…凄い。
しかし、任侠映画以前の高倉健が全然売れなかったの、わかる…。メロドラマ『母孔雀』での健さん、美男子だけど表情が陰気で暗いし…固いし…笑わないし…美女が誘っても「忙しいんだ帰ってくれよ!」って笑。しかし、そこがイイわけで、任侠映画のようなストイックな男の世界にはピッタリ。適材適所。
国立近代美術館の #高畑勲展 行ってきた。素晴らしかった…という言葉が陳腐に感じるほど、圧倒された。
膨大な絵コンテ等の可愛さに涙目になりつつも、個人的には、作品のテーマやストーリーを深く掘り下げるために高畑監督がとにかく詳細に記した、ノートやメモの数々に感動してしまった。続
『散歩する霊柩車』
しかし、あの岩谷時子が作詞し、西村晃が作曲したという、あのテーマ曲は一体何なんだろう。「明日は今日の続きだろう こんないい日はまたとない まぁいいだろう いいだろう」と、霊柩車走らせながら歌う西村晃…。こんな絶対に一般ウケしなそうな作品が出来た経緯を知りたい笑
ちなみに、昔の邦画は株取引が重要キーとなっていることが多い。
我が偏愛映画『二匹の牝犬』(1964、渡辺祐介監督)もまさに株映画(杉浦直樹が株屋、小川真由美が風俗で稼いだ金で株を買う)。映像を確認したら、「旧東京証券取引所」と、現在も残っている「日証館」(S3年 横河工務店)がチラッと。
Paul César Helleu ポール・セザール・エリュー (1959〜1927)
パステルでの肖像画やドライポイント版画などの、このラフな筆致のスタイリッシュさ。素描好きにはたまらない。
描かれているのはベルエポックのパリの貴婦人達。まさに『失われた時を求めて』の世界。プルーストとも友達だったとか。
#超歌舞伎
また、初音ミクの踊りの動きの美しさには惚れ惚れした。踊り好きとしては、二次元キャラの踊りも気になるところだが、藤間勘十郎さんの踊りの素晴らしさがそのままミク姫に反映されていた。CG技術、凄い…。
それと、お姫様の典型的髪型「吹輪」とツインテールの融合、かなり可愛かった笑!
昨日の猿之助の『黒塚』が素晴らしすぎて、いまだ日常に戻ってこれず。未練がましく、先代猿之助の『黒塚』DVD(1995年11月)を出してきて、くり返し見てしまった。
しかも、強力役がいまの猿之助の父君の段四郎で、本当に素晴らしい。
この見事な踊り手の家系に手を合わせたい気持ち。
ポレールは、コレットの「クローディーヌもの」の舞台化の際に、クローディーヌを演じたことで有名。
コレットの映画化もあるし、そもそもコレットの文庫自体が少なすぎるので、これから文庫化などありそう。クローディーヌものの表紙はポレールでお願いしたい。