藤井三打さんのイラストまとめ

一部のプロレスファンが今でも渋い顔をするカルロス・コロンとプエルトリコのプロレス史も、あの事件と共に紹介。そしてメキシコの次はイギリスプロレス史。蛇の穴はともかく、まさかのオリジナルケンドー・ナガサキ登場までは読めんかった！

そしてプロレスはアメリカだけではない。まずはメキシコのルチャリブレ史を紹介。ルチャと言えばマスクマンということで、原初のマスクマン、マスクド・マーベルから語る覆面レスラーの歴史も。そして聖者仮面エル・サントの登場！　果ては多団体時代に闘龍門まで網羅！

ブックの存在とエンタメ化。二つのリアルはエンターテイメントとしてのプロレスの発展に繋がり、やがて全米各地で王者が生まれることに。この全米＋世界各地のチャンピオン一覧、とにかくたまんねえな！

ページを捲るとまず出てくるのが、このレスラー総集合。プロレス創生期のレスラーから、現代のレスラーまで。これが全員わかるプロレスファンが果たしてどれだけ居るものか。そして彼らは、本編に全員出てきます。なお、全員めっちゃ似てます。

日本のプロレス事情を調べたライターだけでなく、ちゃんと日本人レスラーの体型や顔を書き分けてるアーティストも凄いな……。比較的しっかりしているAndre the Giant: Closer To Heavenですら、前田日明あんま似てなかったしな。

いきなり写真の持ち込みにきた高校生に対し、屈託のない笑みを浮かべ直々に対応してくれる編集長。きっとこのジェイ・ジョナ・ジェイムソンって人が、父代わりの存在を亡くしたピーター・パーカーを暖かく見守ってくれるんだろうなあ……。

Amazing Spider-Man (1963-1998) #2
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ピーター・パーカー、写真撮影で生活費を稼ぐことを思いつくの巻。カメラのことを気にしてたら、給水塔に閉じ込められたけど、スパイダーマン的には通常営業。転生スパイダーマンのハードルは高い。

死霊の軍団を食い止めるべく召喚された、ロバマン率いるオバマオマージュヒーロー軍団。絵面にも設定にも正気が残ってないものの、Yes We Can！なので仕方ない。

セガはマーベルを目指す前に、セガでパブリッシャーをやってた据え置きMCUゲーをどうにかして欲しかったんですが……。出してるうちに失速した結果、肝心の映画アベンジャーズがゲーム化出来ずに終わったアレ。

ザ・ボーイズといえばとにかく暴力的で皮肉っぽいイメージがあるものの、社会的なテーマに対しては、皮肉げなところはあっても、ある種の真摯。嫌悪も理解も全部捨てないまま事件に立ち向かおうとしたヒューイのあり方がしっくり来る人も少なくはないはず。
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