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速水螺旋人の短編集「ワルプルギス実行委員実行する」。作者の著作を全て読んだわけではないので明言はできないが、著者独特のセンスはもちろんなのだけど初めて見る味付けだな、と感じる作品がいくつかある。私個人の螺旋人作品ランキングではスパイの歩き方に次ぐ2位です。
「夜と海」3巻、完結。買ってはいたんだけどなんか終わるのが惜しくて今まで読んでいなかった。恋ではなく、友情とも少し違うのかもしれないけれど、その時、その場所で彼女らは確かに同じ時間を重ねていた………のですね。
小池定路「若旦那はザンネン」。ゆるく寂れてゆく商店街で、人と向かって話せない若旦那や周囲の人がそれぞれの人生を地味に頑張ったりする。小池さんの漫画は、派手なドラマはない人たちにもそれぞれ悩みや事情があって、それでも何とかやってるんだというのを優しい視点で描いてるのが好きですね
ダンピアのおいしい冒険。ダンピアとリングローズ、共に「知」への欲求、学問への夢、子供のような好奇心を持ちながらもそのために取れる手段が結局“海賊”でしかなく、暗い影が付き纏ってくるのが辛く、切ないですね…。3巻になって益々面白いです
「夢の端々」。物語は老人となった現在から始まり、時間を遡りながら2人の女性の関係と、それぞれの人生を描いていく。女性同士の恋愛が、そもそも女性が自分として生きることが厳しい時代を生きて、 ままならなくて苦しくて、それでも想うことはやめられない。重く深く強い物語。良うございました。
ぱらのま4巻。「旅をする」こととはいったい何か、と問いかけてくるような…という大仰さがあるわけではないが、なるほどこういう視点もあるのか!と毎回新鮮な驚きがありますね。無駄な知識と想像力と詞藻は人生を豊かにはしないかもしれないが日常を楽しくしてくれるのかもしれない。