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「ちょっと。」
<一瞬も離れていたくない>なんて書くと今ならドン引きもいいとこかもしれませんが。
でもありましたよ。
そして僕のその不安や甘えが、村木の不満へと変わるのです。
「さみだれちゃんと僕と大学生活。」
さみだれちゃんは一言もしゃべらない上、
表情も全くない
というのは僕の思い込みで、
ただ僕の見る目がポンコツだっただけだ。
こんな一日も
大学生活末期でなかったら、
あるいは相手が友人だったら、
なかっただろうと思う。
「さみだれちゃんと僕。」
僕はあまり「出会い」「出会う」という言葉を使わない。
自然に誰かと仲良くなることなんてほとんどなかったから。
だからさみだれちゃんと偶然出会ったわけではなく、
その時の自分に必要な人間を見つけた
だけなのだと思う。
「人。」
いいこと言おう言おうとして
逆に何もわかっていないことだけが
わかる。
そんな人、周りにたくさんいるでしょう?
特に今は。
君は違いますか。
違うといいなと思います。
「季節。」
うるさいだけのバカ騒ぎなんて今も昔も好きじゃない。
「昔はよかった」と語るくだらない大人には絶対ならない、と思っていた。
そんな僕も、すりきれたぼろ雑巾のような今、こうしたどうでもいい、くだらない思い出に支えられている。
「卒業前。」
僕は人に対してではなく、
自分に誠実な人が好きなのだ。
誰でも一番見たくないものは自分自身だろう。
自分を見ようとしない人間に、あるいは歪んだ方向からしか見ない人間に、
人が見えるはずがない。
人を好きになれないのは、
多分そういうことだと思う。
「通院日記。」
更に検査と通院と薬が増えました。
あまりに調子悪いので予想はしていましたが。
とうとう副作用がより死に近い重い症状を示すようになり、今度はそれに対してもっと強力な処方薬が組まれる。
お医者さんに訊いてみたいな。
これ全部自分でいっぺんに飲んだことあるのか。