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【3月3日】 名前 ひな 性格 やんちゃ 備考 はじめて見るものはとりあえず飛びつく。 #365日のにゃんこ
何にも出来ないぼくだけれど 大好きなキミが冷えてしまわないように ずっとそばで温め続けると誓うよ。 いつか ぼくの心臓が止まるその時まで。 end.
がくりと肩を落とし とぼとぼと歩き出す。 そんな白猫の頬をいつもの冷たい風が撫でる。 テンコは目を細め、ふと天を仰ぐ。 『海はお気に召したかい?』 赤い鳥居の向こうへと優しい風がそっと吹いた。
野菜にお菓子、おにぎりにねこじゃらし。 そしていくつかの書籍や銀の敷物に「ねこちぐら」 持って来られるだけ持ってきたであろうその少女は膝をつき神に祈った。 『かみさま。かみさま。お父さんがどこかへ連れて行ってしまったあのコをどうか助けてください』
やめるときも すこやかなるときも キミをあいしまもりぬくことをちかう。 ぼくも、誓うよ! 『、、私はふみ。今日からよろしくね!福』
『病める時も』 『健やかなる時も愛し守り抜くことを誓います』 『、、なんて』 彼女が少し照れたように微笑む。
『いいかイチ。ニンゲンと暮らすってのは良いことばかりじゃない』 『特に首輪だ!ニンゲンと暮らすと必ず付けられる!あれは最悪だ!』 『そんなに嫌なものなの?!』 『そうだとも!でもな。首輪をもらうってことは、、』 もらうって、ことは
『じゃあ、こうしよう!』 『これ!』 それは、、 知ってる。 見たことがある。 ミケがいつも言っていた、あの 『首輪っていうんだけど』 『キミがこれを嫌がらなかったら、一緒に暮らそう!』
『良かった。探してたんだ。キミのこと』 『にゃあ?』 ぼくを?どうして? 『いつも学校帰りにいたのに、急にいなくなるんだもん』 『心配した』 温かいものでいっぱいになる。 あの日のことを忘れてしまっていても 気にかけてくれていたことが、今はただただ嬉しかった。
『お。みーつけたぁ~』 いつかの ニンゲン!!! 『おいおい。暴れんなって』 『安心しろよ。今度はちゃーんと泳がせてやるからな』