//=time() ?>
白いEXMはまるで我々を庇い時間を稼ぐように巨大未確認機へ攻撃を仕掛ける。
既に灰色と白色のEXMの戦いによりトーリス基地は見るも無残な姿に変わり果てていた。
しかしパンドラ達は廃墟と化した基地を占拠。今だ尚ゲートから増殖し続けている。
そんな地獄から去った時だった...
「アルヴァアインス、フィーア、ニューゼクス、レーベンの着艦を確認!!」
「これより戦闘領域から最大船速で離脱!オーバーブースト準備!」
「全員何かにつかまれ!オーバーブーストに振り落とされるなよ!」
「うぉおおおおお!!」
「間に合えぇぇえええええ!!」
ユウキとジョージの活躍により行動不能であったカイエル達を基地から運び出しエルツエンゲルの甲板へダイブする。
「二人共、大丈夫だ!必ずここから脱出するから!」
「ユウキ...様...」
「足...引っ張って...情けないわ...」
《ユウキ君!ここが正念場だ!!生きてここから出よう!!》
「当たり前だ...!ここで...こんな所で!死んでたまるかよぉ!!」
「隊長!機体を動かせるなら一緒にニューゼクスを運びましょう!アリアちゃん一人じゃ飛行は無理だ!」
「あぁ..そうしよう」
「うう...」
「...」
「君も彼女達を連れてこっちに...!」
「”クロスゼロ”...!君まで...来るとは...!」
「隊長!大丈夫ですか!?」
「大丈夫...じゃない...!すぐアリアとリリィを...連れてエルツエンゲルに...帰還するぞ...!」
「でもアレはどうするんだ!?」
「クロスゼロは...大丈夫...問題は...”奴”だ!」
「奴?まさか!?」
「ユリカ!ルイス!しっかりしてくれよ!」
「...パンドラの...王」
「これは...キツい...かな」
「そっちのダメかよ!?」
「二人は...隊長さん達はどうしちゃったんですか!?」
《王の威圧で自分自身の”制御権”を握られそうになってる!早くここから脱出するんだ!!》
「頭が...痛い...」
「マズい...このプレッシャーは”能力者にダメージ”を与えておる...!奴に近づくな”取り込まれる”」
「”能力者殺し”ってかっ!?クソ...頭いてぇ!」
「このままじゃマズいわね...!!皆、エルツ・エンゲルに運びましょ!」
「あ、ああああ」
「これは...マズい...かも...」
「皆どうした!?」
「シド...早く逃げ...なきゃ」
「おい!しっかりしろ!!」
「指揮官!ちょっとマズいことになった!」
「どうした!」
「隊員の半数の様子がおかしい!特にゲートランナー組が...!」
「なんだって...!?」