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逃げ惑う兵士やEXMを蹂躙し、滑走路は地獄と化した。
無線からは兵士達の悲鳴と叫び声だけが聞こえてくる。
「...まずい....非常にマズいぞ」
「もう滑走路はあきらめなさい」
「そんな...!?」
「これが...パンドラの力...」
「パンドラ...!」
「”新種”ってわけだ!コイツ...全身にゲート技術を使ったシールドを張ってやがる...!」
≪ジョージ、大変だ。そのタイプが多数基地に出現、滑走路へ逃げた部隊が全滅しそうになっている!≫
「何っ!?」
「それが任務だから当然よ」
「マクシオン機...?君は一体...」
「私の名は”ユリカ”。それよりここから離れましょう。嫌な予感がするわ」
「同感だ。地下からのこの異常なゲート反応、これに巻き込まれたら命の保障はないぞ!」
「あっぶねッ!?地下のゲート異常の感知が遅れたらあの世行きだったぜ...」
「ジョージさん大丈夫!?」
「俺は大丈夫!やっと会えた...戦地を勝手に飛び出しちゃ駄目だぞ?」
「うぅ...ごめんなさい...」
「助けてくれてありがとう...」
「ありがとうございます...」
「もうあそこは人が生きれる環境ではありません。...ご覚悟を」
「まて...!待ってくれ...!!」
「...今も戦っている兵士達はどうなるのです?」
「お忘れですか?パンドラの繁殖力を。アレが本格的に動き出す前に潰さなければこの地球の問題だけではなくなるのですよ?」
「そして...よりゲート崩壊を助長する為にトーリス基地のゲート発生装置はオーバーライドさせ『自爆』させます」
「自爆!?」
「...」
「念には念を入れて”点火剤”としてこちらの秘密兵器の発射準備をしている所です!」
「まて!!娘がまだ基地にいるかもしれないのだ!!」
#30MMSGEP2 ミッション5
≪機密回線傍受中≫
『脱出は出来たようですね。なら始めちゃいますよ?』
「構わん。やってくれ」
『了解~』
「何か策があるのでしょうが...パンドラと複数のゲート大量発生を止められるモノなのですかね?」
≪ジョージ。何者かにアインスがハックされています。奇妙なことに別々の2方向からの介入の痕跡が確認されてます≫
「...中の人間については?」
≪ユウキ・ヤマト。この基地にバイトとして雇われた学生。もう一人がデータベースに該当ナシ≫
「...とにかくユウキ君。事情を話してくれるかな?」
「やっと合流できたぜ!って誰!?なんでアルヴァアインスに知らない人間が乗ってるんだ!?」
(まずい!増えた!?)
≪頼むから内緒にしてくれよ!?≫
(ゲロるかっ!?いやダメだ!!ルイスの正体がバレたらどうなるか分かったもんじゃない!なんでアインスは隠れようとするんだ...?)
「...まって!その機体はお兄ちゃんの機体なの!お兄ちゃんは何処なの...!?」
「えっと...俺達、この機体で逃げてきたからその...お兄さんについては知らないんだ...」
「なんでお兄ちゃんのアインスを動かせるの?」
(マズイ!相手から凄まじいオーラーが!)
『おーい!!アリアちゃーん!!』