浜田市立石正美術館広報普及サポーターさんのイラストまとめ

私は好奇心の塊のような男である。ある時は女性の中に蛇をみつけようと思ったり、またある時は、天使を思ったりする。手の甲のえくぼに目を見張ったり、足のひねりに魅力を感じたり、ヌードへの興味は尽きそうにない。　
石本正「おんな」＃石本正

島根県立美術館で開催中の『石本正 生誕百年 回顧展』に展示されている《旅へのいざない》は、ボードレールの詩集『惡の華』の一篇「旅への誘い」をモチーフに描かれました。この詩にH・デュパルクが曲を付けた歌曲をシャルル・パンゼラが歌うレコードを擦り切れるほど何度々も聴いたと言います。（サ https://t.co/YpaaivG3DD

石本正が情熱を傾けた『ヨーロッパ美術の旅』中世美術を隈なく巡る、石本企画の旅です。学生や卒業生を伴った巡礼は1990年まで9回行われました。参加者のお一人がとても素敵なエッセイを書かれていました。
「中世ヨーロッパとの出会い –石本先生とロマネスク巡礼の旅」☞https://t.co/FXQVE3bhIeサポ

明日から
「描かれた肌―石本正 美の視点―」開催のお知らせ
会期：2021年3月23日（火）～6月27日（日）
血管がほのかに透けて見えるような白く美しい肌、うすものを通して見える肌、衣服のすき間からかいま見える肌…。
女性美を追求し続けた日本画家・石本正（1920-2015、島☞https://t.co/HGI21yJ93a

「描かれた肌―石本正 美の視点―」開催のお知らせ
会期2021年3月23日（火）～6月27日（日）
☞https://t.co/HGI21yJ93a

室生犀星の詩に、
きのふ　いらっしつてください。
きのふの今ごろいらしつてください。
そして昨日の顔にお逢いください、
わたくしは何時も昨日の中にゐますから。
そのように美は超越して遊泳していく。遊泳していく美を画面に定着させることが創作であると思う。　　

石本正「西の空と東の空」

（岸田）劉生が、中国の宗元画に魅かれてということは、劉生が辿りつく東洋画の精神からすれば当然の成り行きでしょう。日本画のウリやネズミを描いたのなどいい作品です。第一級の作品です。そして劉生の線は、宗元画の線のように重くない。軽くしゃれています。

石本正 「劉生の「愛情」」

1972年、石本正が学生や卒業生を伴って訪れたピサのカンポサントにあるフレスコの壁画《死の勝利》（ベノッツ・ゴッツォリ作）☞ https://t.co/jXobg9S2yZは第二次大戦の空爆による惨禍から修復の途中にあり、壁画と下絵が並んで展示されていました。石本は下絵の線の表現に大きな影響受けました。（サ

石本正は↓ご紹介のピサのカンポサントにある《死の勝利》に心惹かれていました。画家は既に35歳の1955（昭和30）年に発表した《女》の中でこの壁画に登場する犬を引用しています。1972年、自身が企画して学生や卒業生を伴ったヨーロッパの中世美術を巡る旅ではここを訪問し深い感銘を受けます。（サポ https://t.co/u4EfsuWegu

日本画家石本正の初期の代表作《旅へのいざない》（1951年・当館蔵☞https://t.co/2txCWcpPRG）は、ボードレールの詩集『惡の華』の一篇「旅への誘い」をモチーフに描かれました。H・デュパルクが曲を付けた同名の歌曲をシャルル・パンゼラが歌うレコードを擦り切れるほど何度々も聴いたと言います。サ https://t.co/2TYS39rZrH