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志茂塚 ゆりさんのイラストまとめ


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20.魔術師の生き方。
今や魔術師といえば精霊魔術師を指し、王室や名家の強権を示すとともに、争いを未然に防ぐ抑止力として機能しており、アミュウやメイ・キテラのような昔ながらの魔術師の存在は風前のともしび。
かつては杖に乗って飛ぶ魔女の姿がどこの街でも見られた。

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19.アミュウは下戸です。
しかしアルコールは森の恵みから薬効成分を取り出すための優れた媒体であるため、彼女はせっせと各種のチンキを作っています。
もちろん保存もきくので、山桃酒や山査子酒なども作っています。
漂着したジークに飲ませたのは、気付け薬としてのメリッサ(レモンバーム)酒。

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16.ソンブルイユ。
交通の非常に発達した王都。ラ・ブリーズ・ドランジェとは精霊鉄道で結ばれ、常に人とモノが行き交う。街中においては馬車鉄道が敷設され、市民の気軽な乗り物としてバス感覚で利用されている。
西に教会総本山、東に魔術学園、北に王城を擁する。さらに北奥には御神楽邸が。

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15.実はこの町の大聖堂は国内最大。立派な修道院もあり、信仰の道を志すならラ・ブリーズ・ドランジェで学ぶのが一番。
彼らは清貧・従順・貞潔の三つの誓願を立てて入門する。
拝聖し正式な聖職者となれば結婚が禁じられるため、家庭を持とうとする者はその前に妻帯する。

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14.ラ・ブリーズ・ドランジェ。
整備の行き届いた港を有する、王都への玄関口。その意は「橙の樹を吹き抜ける風」。寒さに負けずに実をつける橙を町のシンボルとしている。革命前の旧名はボーシャン。
王都で消費される香水や石鹸といった雑貨品が特産。街はずれの花畑は観光名物となっている。

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10.国は司教区に分けられ、主要都市ごとに司教座聖堂(カテドラル)が置かれており、枢機卿は各地方の教会を管理する。
ラ・ブリーズ・ドランジェ司教区にはカーター・タウン、スタインウッドが含まれる。ほかソンブルイユ大司教区、クーデン司教区、ブリランテ司教区がある。

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9.もう一人の枢機卿の子、マリー=ルイーズの場合。
女性牧師がいないわけではないが、リシャール=アンリ枢機卿は娘にその道は期待せず、政略結婚の手駒としてしか見ていない。神学の専門的教育は受けさせず、花嫁修業ばかりさせてきた。
結果、箱入り娘は既に23歳。良家の子女としては行き遅れ気味。

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8.御神楽家の者は一族の中で学ぶため、学校や修道院へは入らない。聖輝はどこの修道院にも所属していないはぐれ狼。勝手に「牧師見習い」を名乗っていますが、何の身分もない。
しかし、神学その他の教養を認められ、何より枢機卿息子ということもあって、毎年拝聖対象者名簿に挙がっている。

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7.牧師の専門性は様々。
グレゴリーやモーリス・ベルモン助祭は医学に通じているものの、教会の庶務全般を引き受けるバランス型。
フェルナンは神聖術専攻の戦闘特化型。
マッケンジー・オーウェン司祭は歴史専攻だがうだつが上がらず。
リシャール=アンリ・ドゥ・ディムーザンも歴史専攻だったり。

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6.聖輝の十八番といえばワインとパンを使った神聖術。
この奇跡は彼の専売特許というわけではなく、現在は修道院の選択科目となっている。
ラ・ブリーズ・ドランジェ教会に学んだフェルナン・マニュエル助祭はワインを巧みに操るが、生粋の田舎者であるグレゴリー・エヴァンズ司祭はそもそも使えない。

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