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29.聖輝の服。
旅暮らしの聖輝は、祭服、普段着用のシャツにジャケット、シャツ3枚、スラックス、それに部屋着用の着流ししか持っていない。
普段着は上質の布を使っているが、既に色あせ擦り切れている。
28.アミュウの服。
作業着のスモックが定番。中に綿レースのアンダーワンピースを着ている。ほか、普段着にシャツワンピース。寒くなってくると、青のカーディガンにブラウンのウールのスカートを合わせることも。
四章表紙で来ていたワンピースは一張羅で、作中ではまだ一度も袖を通していません。
27.言霊
アミュウが得意とする古の魔術。
言葉の指すものの魔術的意味を正確に知り、象徴を適切に配することで、望んだ効果が得られる。
予め用意された言葉に生きた意味は宿らない。その場その場で即座に意味と象徴を練り上げるためには、膨大な知識と機転が必要となる。
24.経済規模の大きいラ・ブリーズ・ドランジェでは、種々の同業者組合が発達しており、供給量や価格の調整を行っている。
もちろん全ての職業で組合が設立されているわけではない。芸術性・独創性の高い調香師は孤高の職人であり、父ジャルヴェ亡き後、仕事の引継ぎにドロテは大変な苦労を強いられた。
23.スタインウッドは小さな村なので、経済的な自立が難しい。村人はしばしば保存のきくハムやソーセージ、羊毛を加工した織物などを近場のカーター・タウンへ行商に行く。
ラ・ブリーズ・ドランジェへ卸した肉加工品や毛織物が王都へ流れることもあるが、村人たちはそのことをあまりよく知らない。
22.町の人々の生き方。
カーター・タウンは若い町なので、街づくりが比較的進んでいる。
パン屋が軒を連ねるベイカーストリートや繁華街キャンデレ・スクエア、街西部の職人街など、同業者が寄り集まって街区を成す。彼らを束ねる商工会の発言力は大きい。
外、猟友会や漁協、林業組合等がある。
20.魔術師の生き方。
今や魔術師といえば精霊魔術師を指し、王室や名家の強権を示すとともに、争いを未然に防ぐ抑止力として機能しており、アミュウやメイ・キテラのような昔ながらの魔術師の存在は風前のともしび。
かつては杖に乗って飛ぶ魔女の姿がどこの街でも見られた。
19.アミュウは下戸です。
しかしアルコールは森の恵みから薬効成分を取り出すための優れた媒体であるため、彼女はせっせと各種のチンキを作っています。
もちろん保存もきくので、山桃酒や山査子酒なども作っています。
漂着したジークに飲ませたのは、気付け薬としてのメリッサ(レモンバーム)酒。
16.ソンブルイユ。
交通の非常に発達した王都。ラ・ブリーズ・ドランジェとは精霊鉄道で結ばれ、常に人とモノが行き交う。街中においては馬車鉄道が敷設され、市民の気軽な乗り物としてバス感覚で利用されている。
西に教会総本山、東に魔術学園、北に王城を擁する。さらに北奥には御神楽邸が。
15.実はこの町の大聖堂は国内最大。立派な修道院もあり、信仰の道を志すならラ・ブリーズ・ドランジェで学ぶのが一番。
彼らは清貧・従順・貞潔の三つの誓願を立てて入門する。
拝聖し正式な聖職者となれば結婚が禁じられるため、家庭を持とうとする者はその前に妻帯する。