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146.
それぞれ使いにくい理由があった。
例えばシルバーサーファー。ボードに乗って高速で移動しエネルギーブラストを放つ彼のファイトスタイルは、対戦格闘というシステムに馴染まない。
Dr.ストレンジ。能力の見た目がDr.ドゥームとほぼ被る。
Mr.ファンタスティック。作画が大変。
145.
もう一人はマロウ。X-MENの新メンバーで、体内から次々と出てくる強靱な骨を武器に戦う。
コミックでも新顔だから人気、知名度は未知数だった。ほぼ、見た目の特徴が強いから決めたようなものだ。
「こんな新参を出すぐらいなら、もっと人気のあるキャラが他にいたのでは」とも言われるが…
108.
他に『MSHvsSF』のキャラで思い出深いのは、キャプテン・アメリカの色替えで登場したUSエージェント。元はゴリゴリ右翼の悪役で、本物のキャップがいかに奇跡的なバランス感覚の上に成り立っているかを示すための、「危険な愛国者」キャラだった。
102.
90年代カプコンがアメコミ業界に及ぼした影響の一つがUDON Entertainment。カプコンゲームの版権コミックをはじめ、日本のゲームのアメコミ化や日本漫画の翻訳出版を行っている会社。ここの本、日本で出るなら翻訳したいなあ。
https://t.co/jH0CeAE6Lf
88.
カプコンのマーヴル版権ゲームのアートスタイルは、本家にも逆輸入された。その一つがセンチネル。
コミックのセンチネルは長らく、金属の内部骨格を人工筋肉で駆動する巨大なアンドロイドのような姿をしていた。しかしカプコンはメカニカルなデザインにアレンジし、頻繁に変形させた。
86.
そしてやはり、『スーパーストリートファイターII』で人気を博したキャミイの新規作画での登場はインパクトがあった。
『X-MEN』『MSH』に触れていなくても、vsシリーズからアメコミキャラに親近感を持つようになったという日本人プレイヤーは多いのではないだろうか。
82.
結局、ソーは98年の『MARVEL vs CAPCOM』でアシスト専用キャラクターとしてのみ登場した。この時はユーザーに認識されやすいよう伝統的なコスチュームを着ている。
彼がカプコンのゲームでプレイヤーキャラになるのは2011年の『MvC3』からで、私は関与していない。
72.
マーヴル側の態度が軟化した最も端的な例は、キャラクターのカラーセレクトの自由度である。『X-MEN』の時は色の濃淡ぐらいしか変更させてもらえず、シルバーサムライとホワイトサムライが戦うような有様だった。『MSH』以降はかなり大胆な色替えも許してもらえた。
(画像のヴェノムはMvC2)
71.
特にスパイダーマンは「あらゆる映像化の中で最高」と言ってもらえて嬉しかった。
これはトッド・マクファーレンが開拓してエリック・ラーセンやマーク・バッグリーが洗練させた、90年代の「虫っぽくてちょっとキモいスパイディ」の再現としては、現在見ても最高水準だと、私が見ても思う。
64.
確かに、『MSH』ではスマート・ハルクと共演する事になる。この巨漢とほぼ同等のパワーを持ち、防御力では上回る、という性能を見た目で伝えるには、ジャガーノートはもっと極端な体格にしなければならない。で、あきまん師があのグラフィックを生み出した。