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ふと、「ゴールデンカムイ」の「日露戦争後の日本に、戊辰戦争で死んだと思った土方が生きていた」が、ガンダムならどうなるんだろうと考え、「F91の時代にランバラルが生きていてコスモ・バビロニア相手に一戦仕掛けている」と考えるとものすごいな。
この橋本氏が乗っていた、インディアナポリス号を撃沈した潜水艦は、伊五十八号潜水艦、ゴーヤである。近年、五島列島沖で沈められていたものが発見されたアレである。
橋本氏の心中察するに余りある話である。「この世界の片隅に」でも描かれた、何千、何万、何十万もの同胞の命を奪った虐殺に関わった相手。しかし、それでも同じ軍人として、国の命令に従ったにも関わらず、不名誉を押し付けられることを良しとせず、徹底してマクベイ大佐を擁護した。
家康・・・松平元康時代、桶狭間時、数え年で17才、実質16才。高校一年生で、一国の国主の決断させられたんだから、胃も痛かろうな。
16才って、現代ならスクールアイドルやっているだけでも大したもんだぞ。
#麒麟が来る
そしてそんな二瓶だからこそ、生きる道を失い、死に場所を見失っていた谷垣を救うことができた。最後まで猟師を貫いた生き様と死に様を見せることで、谷垣を「猟師」に戻した。それ故にアイヌの人々の優しさも受け入れることができるようになった。そのせいか、谷垣、作中で一度も人を殺していない。
この二人、意外とけっこう似た境遇の持ち主で、
「両親兄弟を全て失っている」
「自己の存在を穢れたものと思っている」
などがあるのだが、アシリパさんへの対応も、一見すれば「俺みたいに穢れるな」と叫ぶ杉元と、
「俺みたいに穢れろ」とささやく尾形で、
相似に見えるが、
それゆえに、第7師団の兵士たちは鶴見の命令に準じることで、「生きる目的」を与えてもらっているのだが、同じ帰還兵でありながら、それに従わなかったのが杉元と尾形というのが興味深い。
今月最新巻が発売されるので、改めて「ゴールデンカムイ」を熟読しているんだが、あの物語って「死に場所を見失った者たち」の殺し合いでもあるんだよな。実際、劇中でそれが言及されているシーンもあるし。