stack02さんのプロフィール画像

stack02さんのイラストまとめ


特撮、アニメ、漫画、ラノベ、ゲームを浅く広く愛するメカオタ。格好いいロボットは正義だ。

今は忙しいから、創作は思い出した様にマイペースで。天安門事件

フォロー数:2859 フォロワー数:1102

静治「(おー…怖い怖い…。母は強しってか)」

望「………」

優奈「望くん?」

望「…姉さんが帰ってきたら、またいつも通りに、家族のやり取りが出来るのかな…って」

勇奈「いつも通りにはならないでしょ。色々と変わったんだから」

望「…そうかも知れないな」

0 1

静治「頼らずに済めば、それに越した事は無いんだがね…。ま、何かあったら当てにさせて貰うさ」

「じゃあな少年少女。引き続き、青春を楽しんでくれよ?」

静治が軽く手を振り、煙草を咥えつつその場を去る。

勇奈「さてと…あたし達は新居に行かないとね」

優奈「そうだね。荷物を運び込もう」

0 1

優奈「その…色々あったので…」

勇奈「自己肯定感の低い所は、相変わらずだけどね…」

静治「………」

望「…大鳥警部?」

静治「…気にしなさんな。ちょっと、考え事をしてただけだから」

0 1

静治「おーおー、暑い暑い。いやホントに気を付けろよ、少年?」

望「は、はい…」

静治「さてと…んじゃ、俺はそろそろ行くわ。悪いね、デート中だったのに時間取らせちまって」

勇奈「…別に?優奈が突っ込んで行っただけだしね」

優奈「あの…気を付けて下さいね?」

静治「心配しなさんな」

0 1

望「な、なるほど…」

勇奈「ま、望はあたし達のものだからね。誰にだって取らせやしないさ」

優奈「い、勇奈ぁ…!」

静治「うーん…なぁ少年、この現状をどう思う?」

望「………楽しいし、嬉しいですけど。色々と悩むのも否定出来ません」

静治「はぁ…贅沢な悩みだねぇ…」

0 1

勇奈「…言い得て妙だね、あたしはメモリに作られた人格だし」

望「このメモリを使う事が、メモリになる事なら…レヴァイアは、一体何の為に…?」

優奈「私達は、私達。メモリの事は関係ないよ。私も、勇奈も、望くんも、ゼノちゃんだって」

静治「(…今を変える為に、自分を捨てられない…か)」

0 1

静治「ま、当面は警戒を続けて、動きがあれば対処するさ。元々、警察ってのはそういうもんだ」

望「僕達に協力出来る事があれば、何時でも言って下さい」

勇奈「…いや、望は何となく駄目な気がする」

優奈「私もそう思う。何となくだけど」

望「え?どういう事ですか…?」

0 1

静治「聞けるものなら聞いてみたいね。問題は、彼女在る所イレギュライザーのファン在り…って事だけど」

勇奈「うわぁ…」

優奈「ライブ会場に居る人だけでも、百人以上居ますよね…?」

望「この人達が一斉に襲い掛かってくる場面なんて、想像したくないな…」

静治「俺だってそう思うよ…」

0 1

静治「だから、現状では何が起こるのかとヒヤヒヤしながら監視するしかないのよ。君達が言うように、湿気た面にもなるでしょ?」

勇奈「まあね。待ってるしかないってのは、もどかしいもんだ」

優奈「…そもそも、彼女はどうしてこんな事をしてるんでしょうか?」

静治「そこも難しいよねぇ…」

0 1

勇奈「そもそも、DSイレギュライズメモリってのは所有者の有り様によって能力が変わる」

「望が一つのエリアを作り替えた様に。優奈が、イレギュライザーの怒りを鎮めた様に」

望「だから、分からないんです。”適合者”がメモリの力を使うまで、何の力も無いから」

静治「…なんつー厄介なモノを…」

0 1