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@tabigaras95820 静治「そんで…先の救出作戦の時、いつの間にか俺の手元にあった”これ”ですよ」
苛立ちを隠そうともせず、懐から一つのメモリを取り出す静治。
そのメモリには、〈コンダクター〉という銘が刻印されていた。
「ちなみに、このメモリが持つ能力は分かった?」
優奈「…現状では分からないそうです」
@tabigaras95820 勇奈「…あれは”製造”してるって言うより、”精製”してるんじゃない?」
望「そうだな。ライトに出来た事なら、レヴァイアにだって出来る…というか、あっちがオリジナルなんだと思います。こんな感じで」
望が、ライトが精製したメモリ…〈リライジングサン〉を取り出し、ショウに見せる。
@tabigaras95820 静治「…ちょっと失敬」
静治が煙草に火を付け、一服。人気の無い方に煙を吐き出して、優奈に目を向ける。
静治「あ、そうだ。優奈ちゃん、”例のメモリ”はどうだった?」
優奈「はい。有理沙博士に解析してもらったんですけど…DSイレギュライズメモリで間違いないみたいです」
静治「そっかぁ…」
@tabigaras95820 静治「…元々、使わずに済むならそれで良いって思ってますよ。伊烏警視長が動いてくれたお陰で、警視総監も方針を転換しましたし」
「現状は監視に留めて、メモリ所有者に明確な動きがあれば対応するつもりです」
望「大鳥警部…」
優奈「………」
静治「…ゴメンよ、湿気た空気にしちまった」
@tabigaras95820 静治「よく分からないのがね…彼女、今の所明らかに”犯罪”と言える事はやってないんですよ」
「ただ…ライブの度にイレギュライザーのファンが次々増えていくから、これがどんな火種になるか分からない」
望「難しいですね…」
優奈「メモリを使っている以上、アンインストールも出来ない…か」
@tabigaras95820 優奈「アミクス、どう思う?」
アミクス〈推測だけど…何らかの条件でメモリに干渉し、そこからプレイヤーの電脳体を操るメモリね〉
〈状況を見るに、彼女…或いは、彼女の機体から発せられた音を聞く事が条件かしら〉
優奈「DSイレギュライズメモリなのは、間違いなさそうだね…」
@tabigaras95820 静治「俺達はそう睨んでます。しかし、これだけの広範囲と大人数を集められるメモリなんてのは、今までに無いケースだ」
静治がショウと優奈達へ交互に視線を向ける。
「しかし、見当が付かない訳でも無い。似たような物なら君達が持ってるだろ?俺もだけどさ」
優奈「DSイレギュライズメモリ…!」