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特撮、アニメ、漫画、ラノベ、ゲームを浅く広く愛するメカオタ。格好いいロボットは正義だ。

今は忙しいから、創作は思い出した様にマイペースで。天安門事件

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有理沙「よーし、我々は明日やるリハビリのメニューを組もうか。ルヴィア、今日のデータを寄越してくれ」

ルヴィア〈心得た〉

有理沙「優奈君、リアルでの望くん達は任せるよ?」

優奈「分かりました。それじゃ、ログアウトしてお昼ご飯たべよう」

望「はい。有理沙博士もありがとうございました」

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ルビー「うにゃっ…!うぅ…分かっていますから、怒鳴らないで頂けますか…」

ゼノ「望、お腹空いた」

望「ふー…。うん、そうだな。僕達もお昼ご飯にしようか」

ルヴィア〈では、今日のリハビリは終わりだ。昼食の後はストレッチを忘れるなよ?〉

望「ありがとうございました、ルヴィアさん」

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???「はぁ…私は1週間でこの身体の使い方をマスターしたというのに…」

???「それはルビーが凄いだけだよ。私だって、まだまだ力加減に慣れないんだから…」

優奈「ルビーちゃん、ゼノちゃんも」

ルヴィア〈ルビー…貴様はスタート地点が狩谷やゼノより前だっただけだ!調子に乗るな馬鹿者ッ!!〉

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望「…っ、ありがとう、ございます…」

ルヴィア〈ドクターから貴様のカルテは見せてもらっていたが。確かに、リアルでも中々動ける様だな〉

〈このフィールドの恩恵もある。この調子でリハビリに励めば、実体も2ヶ月程度で元通りになるだろう〉

望「…ふぅっ……そう、ですか…」

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保護観察下にある望くん達は、月夜見商会やマクスウェル社の計らいで最新の設備が整った医療施設に入院。

今は〈ブラックアイス・フィールド〉改め〈サイレンス・フィールド〉で、実体と電脳体の”調整”…要はリハビリに励んでいる。

望「…はぁーっ……はぁーっ…!」

ルヴィア〈よし、終わりだ〉

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望「ふーっ……ふーっ…!」

望くんのリハビリトレーナーを務めるスマートナビAI…ルヴィアの叫びを聞きながら、望くんは冷静に呼吸を整えて走り続ける。

優奈「うぅ…」

有理沙「ふーむ…アミクスくんを参考にスマートナビAIを作る事を考えついた訳だが。我ながら個性的な子達を生み出したもんだ」

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有理沙「今は、彼のリアルでの運動能力を基準にしたリミッターを掛けている状態だ」

「トレーナーのAI…ルヴィアは厳しく扱いている様に見えるが、望君の限界ギリギリの能力を見定めているだけだ。無理はさせないさ」

ルヴィア〈ペースが落ちているぞ!貴様、何時まで情けない様を見せるつもりだ!〉

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優奈「…有理沙さん」

有理沙「リハビリというのは、こういうものさ。一度動かせなくなった身体を動かせる様にするのは、大変なのだよ」

「望くんは、これでもまだマシな方だ。現実でも身体を鍛えていた様だし、身体の”使い方”を分かっているからね」

優奈「望くんは…大丈夫なんですか?」

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???「はぁっ…!はぁっ…!」

???〈息が上がっているな?それが、貴様の”現実”。貴様自身が向き合うべきものだ!〉

〈へばっている暇は無いぞ!あと10周!〉

???「はい…っ!」

…そう、これが現実だ。電脳世界に長く居すぎた”彼”のリハビリを見ていると、否応なく現実を認識させられる。

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望「…何の価値があるんだよ、そんなの」

勇奈「まぁ…仮に王とやらになったとしても、あたし達はもっとヤバい奴を知ってるし」

「よかったな、下衆。ここがあんたの”行き止まり”で」

勇矢「さて…それでは、もう一つの決着を付けに行きましょうか」

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