//=time() ?>
ふたりが笑いあうのを、ほほえましく見守る。気付けば勝手に、シャッターを切っていた。
反射的にカメラを掲げてそう言うと、森川さんは「あはは、もうすっかりカメラマンだね」と軽く笑った。
楽しそうに話す5人を見て、気づけばシャッターを切っていた。その後、自分も同じクッキーを口に入れる。 …うん、おいしい。僕たちは顔を見合わせてわらった。
我ながら、すっかり慣れた調子で言う。帰ってきたのは「いーよ」という弾んだ声だった。
「…じゃあ、撮りますね!」 明るく言えば、「はーい!」と明るい返事。 心地よい緊張に包まれる。皆とすこし仲良くなれた気がしていた。
皆が思い思いのクッキーを手に取り、ハイチーズ!のかけ声でシャッターを切る。幸せの瞬間だった。
魁「たしかに、この写真を見たらすぐに今日のことを思い出せそうですね」 心の中で同意を返す。画面の中にうつる若干物騒なクッキーと笑顔の4人をみて、不思議と充たされた気持ちになるのだった。
「…はい!ばっちりっすよ!」 鷺ノ宮さんは、(そんなはずないだろう)と言いたげにこちらを見ていたけれど…。
照れくさく頬をかいて謝罪すれば、「なにそれ」とぶっきらぼうに返される。その声は少し上ずって聞こえた。
でも、いい写真だ。