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映画感想 備忘録 。ファーストインプレッションを記しておきたいという衝動。誤字脱字は高揚の証。金融機関勤務。主戦場は勤務地近くの銀座有楽町辺。2024年ベスト①青春ジャック 止められるか、俺たちを2 ②彼女はなぜ、猿を逃したか?③関心領域(随時更新
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BLUE GIANT。TLの熱量に押され鑑賞。JAZZヤバ!のぼる小寺さんと似た構造。即ちブレない中心に周囲が勝手に影響される話。なるほど玉田と沢辺に感情移入する筈だ。感心したのは時折挟まれる関係者インタビュー。本作が回想である事を意識付ける演出。観客は話の前後を考えずにいられない。是非劇場で。

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かがみの孤城。素晴らしい!何が良いってこれ観て救われる人が確実にいるだろうこと。そして作り手がそこを意識して作ってるのが伝わること。このプロットなら実写でやっても大向こうを唸らせる傑作になったろうが伝えたい先により届くのはこの方法だと。途中から大林宣彦映画を観てる気分になったよ。

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THE FIRST SLAM DUNK 。面白かった〜(泣きはらした目で)。まさかこうくるかっていう構成。本編なぞりの別視点スピンオフって。よく考えたらリョータ目線もありよね。PGだし。皆散々妄想した後日談も想定内の展開からのあれにはビックリ!でもこれは原作者による一次創作だから笑。SECONDは木暮くんで!

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TITANE/チタン。ほんと革新的だと思う。凡百のジェンダー描写を破壊し再生してゆくチャレンジ。そしてこれは女性監督にしかできない仕事だ。そのことをよくわかってる。ジュリアデュクルノー監督は。最初5分で心を掴まれて鼻先を掴まれ引き摺り回される。そして最後は何故か号泣!すごい映画だった。

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ナイル殺人事件。おいおいお前そんなキャラじゃないだろ笑。結局ブラナー版ポアロは70年代映画のリメイクではなく原作小説の新規映像化という理解でいいね。そう思えば挿入された奇想天外な前後日譚やポリコレ諸変更も映画的脚色と納得出来る。話運びも洗練されエンタメとして十分楽しめた。次も期待。

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デモニック。大量殺人犯の深層に入り込んで記憶捜査するアバター探偵爆誕!てな感じで始まってブロムカンプ復活か!!と思ったのも束の間後半ハァ…ナニコレ⁈予算不足か?「ホラーxSF」の試みはワンのマリグナント「ホラーxアクション」に匹敵する傑作ハイブリットの予感があっただけにとても残念。

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最後の決闘裁判。羅生門スタイルなのに実話ベースとはこれ如何に?と思い鑑賞。なるほど認知の歪みという今日的テーマを浮かせる装置としての羅生門か。確かに"事実"前提は必須だわ。面白い試みと思う一方、倫理観の異なる時代の認知→事実を今の価値観で切ることに意味があるのかとも。本作に限らず。

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あのこは貴族。意図的にズラしたキャスティングと演出が抜群に面白い。階層の違うものが一時交わり変わってく。このテンプレ話に目をつけて絶妙なチューニングでどんどんアップデートしてゆくの笑。その手際の良さにひたすら感心。一億総中流なんて幻想だと誰もが気づいてしまった時代の新たな御伽噺。

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面白かった〜。『100分de萩尾望都』録画。文学的なマンガ夜話…笑。小谷真理さんによるトーマの心臓SF論に始まり夢枕獏さんのエドガー=萩尾望都説あり、「半神」を補助線にした「イグアナの娘」解説あり、ヤマザキマリさんによる萩尾望都作画の特徴など。濃密な講義を一コマ聴いたみたい。

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息子の面影。傑作だった。息子を求め彷徨う魂の行方を雄大な自然を背景に描く。朝靄と鳥の囀り、夜闇と焚木の割音。ノマドランドと似た手法でその主題を更に進めた印象。人間が自然の一部だとしたら傷つけ合うのもまた自然なのか。これはスクリーンで観たかった。オンライン上映。#ラテンビート映画祭

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