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#そんなうちのカルデア
(最初の一歩を思い出せ、か。──ありがと、アシュ兄。この手、この拳に添えて連れて行くよ。あなたがくれた炎の護り、あなたがかけてくれた言葉。オーディールコールの試練を超えて、最後の相対まで、きっと連れて行くから)
#そんなうちのカルデア
「──それと知らず僕らの行方を阻んだのは、強壮なる外征妖精騎士ブリトマートだった。無論、ゼムルプス副長から雪原におけるサバイバル法を教示されていた我々だ。沈着かつ冷静にその場を収めたとも。そう、エレガントにね」
#そんなうちのカルデア
「初日はちょっと不慣れなところもあったけど、ミス・アルクェイドが手伝ってくれてね。おかげで、配達先に『求めるもの』を届けることができた。──何を贈ったのかって? それはね──」
#そんなうちのカルデア
「わたしもよくやりがちだけど、あんなに最短最速一直線で飛び出していくなんてね……」
「前半部は来年の課題にしていただくとして、どうしましょう、先輩」
「ついて来るなって言うなら、先回りしかないね。アンヴァルくんが早速役に立ちそうだよ」
#そんなうちのカルデア
「──それで、この子ですか」
「うん。マナお母さんの白馬ってことは……」
「アンヴァルですね。長腕のルーに貸し与えられた、海も陸も駆ける馬。波飛沫の名を持つ名馬……いえ、神馬と言うべきでしょう」
「馬の神霊さんかぁ……」
#そんなうちのカルデア
(これがとら姉のフルパワー……セイントグラフが精製できても、滅多なことで使うわけにはいかなさそうだね。この実射試験で、もう少しコントロールを覚えてくれるといいんだけれど)
#そんなうちのカルデア
「いかがですか六花さん。珍しくお仕事モードでのジェット三段突き、いえ、蒼穹三段突きは」
「ジェットで急上昇してその上蒼穹だと、ちょっと翔子ちゃんを思い出しちゃうかな……」
#そんなうちのカルデア
「哲学者?」
「そう。ディオゲネスって人でね。ボロをまとって樽の中で寝起きしている変わり者だった。身一つで犬のように暮らし、既成の権威に喧嘩を売っていた。僕が大王でございって名乗ったら、儂は犬だと返されたものさ」
「ほんとにへんてこな人だね」
#そんなうちのカルデア
「っていうか! いい感じにキラキラシュイーンしたのに、なんでいるのよアナタたち!」
「お前が六花のかみさんか。後処理用に六花の部屋をここに繋げてる。しばらく我慢しろ」
「わたしは烹炊班希望の新入職員です。黒蜜きな粉ラテとか、この冬いけると思いませんか」