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#マシロ先生の事件簿
(週刊ペースで謎の生命体を生産する牛牧も、料理にかける向上心は本物だ。というわけで、今日は特訓に付き合った。前途は厳しく長いにしても、今日の成果はないに等しかったにしても。いつか、ヤツにまともな料理を作らせたいものだ。愛清と私の消化器系のためにも)
#そんなうちのカルデア
「さすがビースト3。便利な体ねえ」
「なんでしれっとミス・ブルーが英霊になってるんですか。あいっかわらずリッカさんの交友関係謎すぎなんですけど」
「まあ色々ね? 何回かぽっくり行ったし」
#マシロ先生の事件簿
「いや、お前さんがここを指定したんだろ? おかげでいいものも見られたし」
「い、いいもの、そんな、こんな、雑草です、あのあのあの、せめて切腹を」
「待て待て待て。園長が腹を切る植物園なんぞ斬新がすぎるだろう」
#マシロ先生の事件簿
(そこは野の草を収めた一室だった。深い愛情に支えられ、生い茂る草たち。緑の匂いすら感じるこの場所に、紫紺の花が立っている。綺麗だ、と。我知らず吐息が漏れた)
#マシロ先生の事件簿
(ゲヘナの外れ、スケバンすら寄り付かない一角。荒れ果て過ぎて逆に静かな街並みに、ヴァンガードを走らせる。と、何か馴染んだ気配を感じた気がした。私は愛車をアロナに任せ、廃墟の奥へと分け入った)
#マシロ先生の事件簿
(栗村の心遣いに応えてやりたくて、たまたま通りがかった屋台を呼び止める。ヤツに振る舞うのはもちろんチョコミントアイス。高校の時に図書館で読んだ、あの何やらいうアイスクリーム屋を巡るラノベ。それを思い出させるひんやりとした甘みが、私たちの心を潤した)
#そんなうちのカルデア
「あ、あっれー? カイニス氏と部下一号はどこに行ったでござりまするかな?」
「二人とも別件で忙しいみたいね。──さて、ミスター・ティーチ? 偉大なるナンバー・セブンティーンに敬意を表して、ちょっと場外ホームランになってもらうわね?」
#マシロ先生の事件簿
「ここまで清々しくダメだと、いっそ芸術的だな」
「くふふ。天然記念物だよねー。アルちゃん、社長として何かコメントあるー?」
「ううううう……ないわよっ! 先生、しばらく外してて!」
「はいはい。やりすぎないようにな、陸八魔」
#マシロ先生の事件簿
「よくもまあこんな高そうな会場を。その割に、カウンターにはやっすいフリードリンク」
「一応日本製らしいよー?」
「立ち飲みでも出ないよ、あんなの。見ろ、あのうっすいハイボール」
「先生詳しいんだ。おっとなー」
「大学時代にバイトで少し、な」
#そんなうちのカルデア
「ナースチャ、やる気だね」
「あったりまえよ。夏の特異点が再演されるなんてしばらくなかったし、青子や有珠にもカルデアの夏を満喫してもらわないと」
「あはは……羽目とたがは外さないようにね?」