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#シチリアを征服したクマ王国の物語
『くまのプーさん』や『不思議の国のアリス』を彷彿とさせるドラッグ描写、独特な陰影使いで際立つ光の演出、同一シーン内で変化する色彩。終わりを迎える物語、この続きを紡ぐのは私達。ジブリやカートゥーンサルーンに続き、分断をアニメで語る意義に満ちている。
#ロックフィールド
PCの台頭により何処でも音楽制作が可能となり多くのスタジオが閉鎖となった反面、アナログなスタジオ録音がより贅沢で豊かな音楽制作にもなったことが汲み取れる。音楽を生み出すアーティストと享受する私達のリアル/オンラインの関係性にも通じ、今鑑賞する意義も感じた一作。
"アロハ"の意味やハワイアンリゾート創設の歴史等の説明は多少あるものの、『フラガール』にもあった振付が手話になっている、過酷な練習やステージ披露など"フラダンス"の何が具体的に凄いかを見せる描写が弱く感じる。周防正行のお仕事内幕物であれば更に踏み込むと思います。
#フラ・フラダンス
"監督としてではなくファンとして作った"と言うクロエ・ジャオ監督。強固な作家性は継承しつつ、エターナルズというマーベルヒーローへの理解力と共感力、さらにはジャパニメーションへの造詣の深さも垣間見ることができ"クロエ・ジャオ監督のファンムービー"としても楽しい一作でした。
#エターナルズ
#ベネシアフレニア
ベネチアのオーバーツーリズム問題への警鐘。イグレシア作品らしいブラックユーモアと社会メッセージも織り交ぜ、70年代ジャッロ映画へオマージュを捧げる『赤い影』的"街"ホラー。景気の良いオープニングに懐かしさを覚えるホラー演出、クールなキャラ造形と堪らない世界観。怪作。
『グッバイ、ドン・グリーズ!』
何者にもなれる、小さな少年達のひと夏の大冒険。ここではない何処かとは、宝探しの"宝"とは。迷い込んだ森に広がる無数の道、暗闇の中にこそ光がある。世界そして宇宙の広さを知る時、誰しもに秘める無限の可能性が開き出す。"よりもい"のいしづか監督、新たな傑作。
#ドントブリーズ2
前作から8年後の世界、正しくない者達による正しくないバトル開幕。座頭市×僕のワンダフルライフ、ホラーからバトルアクションにジャンルを振り切り。前作程盲目の設定が活かされてないものの、R指定でゴア描写はパワーアップ。少女を守る為、あの手この手で敵に手厚いおもてなし。
#サイダーのように言葉が湧き上がる
色彩豊かなアニメーション&俳句の持つ音楽性、爽快なシティポップカルチャーが青春を包む。現実・ネット、外面・内面、変容しつつある現代のコミュニケーション。動き出す感情にまでヘッドフォンもマスクも着けなくていい。純度120%のボーイミーツガール物語。
#キネマの神様 原作&ディレクターズ・カット
映画を愛する全ての人に捧げる。映画愛に満ち満ちた、映画を好きでいて良かったと心から思える物語。DC版は誰しもに"キネマの神様"がいるとテーマの奥行きをより広げている。キネマの天地&小津オマージュ、松竹100周年記念作品となる映画化が楽しみです。
『#竜とそばかすの姫』
現実とネットが等価にシームレスになった今、自由度の高さと匿名性故の光と影が浮かび上がる。顔も名前も出さない仮想世界の自分は誰なのか。もう一人の自分=本当の自分と出会い、閉じていた可能性が開き出す。人と人との繋がりを信じ、これからの希望を描いた細田守の集大成。